カーブスエッセイ大賞2018結果発表

作品詳細

「カーブスを通して変化した私」

アイ子様(82歳) カーブス盛岡本宮(カーブス歴:6年2ヵ月)

私が定年むかえた後、つれあいが逝って家にとじこもりがちでした。まわりの方々から「一人でいるといろいろ落ち込むばかり、外に出て笑って、おしゃべりして」といわれ、先ずは老人クラブ、老人大学とさそわれ、ふれあいの時間を持つことが出来ました。その間十年もの年月を越えカーブスの皆さんの集いにたどりついた、加えていただいたところです。
 その頃、自分の健康面で体脂肪率が高く気になっていました。と云うのも二十才の時、先天性股関節脱臼が発覚し、三十代になる迄の間三回、七十才の時四回目の手術。前半では運動することなく痛みが出ないよう身体を労ってばかり過していたので体脂肪が溜まってたんですね。
七十才で人工骨置換手術してもらい術後の生活はこれ迄とは雲泥の差があり医学の進歩にびっくり、大いに変りました。術後二日目からベッドの上に起き上り、ベッドからの降り方やトイレの使い方などリハビリの始まりでした。整形の先生からは、とに角歩いて筋肉つけないと丈夫になれない、ときつく言われ退院後は歩くのが私の日課でした。
 この様な状態の時に老人クラブの仲間の人から「カーブス体験」の話がありました。
何もわからず何となく「どんな所?」という思いで体験してみる事にしました。
教室内は明るく、にこにこ顔で若い方々の熱気でいっぱいでありました。スタッフの方からいろいろ説明聞きながら周りを見渡すと成果の声が壁に貼られてあり、その中の一つ、体脂肪率下がった、というのが目に入り運動続けることで、下がるのであれば、心が動きました。そして即決、入会許可をいただいたことでした。
 カーブス生活が始まった翌年一月、氷面で滑って転倒、骨折して入院、手術となりました。しあわせな事に真面目に週二回(先生の許可)教室通い続けた成果、貯筋があったんですネ。
術後の回復が順調に進んだのには先生もびっくりでした。(車椅子生活にならなかったのが最高の幸せでした。高期高令者だったので)
 自宅療養も含め、七ヶ月後教室に通い始めることが出来ました。又、この入院生活始まる前には失禁の症状があったので「骨盤底筋」を鍛えるマシンを意識してやるよう心掛けてましたので、これが改善されていました。"これはすごい"と思い、同じ悩み持った友達に自信もって成果を伝えることが出来ました。
でも七ヶ月休んでいる間、又元の症状に戻っていたので「骨盤底筋」マシン頑張りました。改善される迄、倍の時間がかかりましたが、諦めず続けたのが良い結果を生んだ、と確信もち「自分ほめ」をしました。「継続は力なり」を実感した瞬間でした。
「自分ほめ」することで気持ちが大いに変ってきました。病院生活が長かったので、少しでも恩返ししたい。自分に出来るボランティアは何か、考えた末、朗読の世界を選びました。
八十才目の前にして果たして出来るのか迷いましたが気持ちの方が前向きになってその道を進みました。音読教室に通いながら検定試験受け、なんとかいろんな現場で、例えば老人施設、学童保育などで、読み聞かせできるようになり少しは恩返し出来たかな~と思ってます。カーブス教室に通う前は、会話の中で自分の意見を言うことはなく、いつも聞き役でした。そうですネ、とか良いじゃない?こんなやり取りをしていました。でも「自分ほめ」するようになってから、心が変りました。身体が変わりました。
 精神的には気持ちが上向きとなり、読み聞かせボランティア、視覚障がいをお持ちの方に広報を、声でお届けする「声の広報」「実用書道サークル」などで活動するようになりました。
 又身体的には、以前下肢、特にふくらはぎの筋肉は殆んど無く大福餅のようでしたが、今は八十年間ものブランクを越え筋肉がつきしっかりと根付いたようです。
若い頃できなかったいろんな事を今、出来るようになって「今が私の青春」とスタッフの方々とも話し合って喜んでおります。
 スポーツ面では、中、高時代、部活でやっていた卓球励んでおります。障がい者スポーツ大会で車椅子部の卓球あるのがわかってクラブに入会しました。立位の卓球は骨関節に衝撃を与えるので「だめサイン。」車椅子での卓球は「オッケイ」と言うことで月二回の練習に参加しているところです。
 こうして、若い頃の何かをしよう、という意気込みの無い生活から、今ではおくする事なく何事にも挑戦する、という気持ちになりました。これは殆んどカーブスで培ったものです。これを切らす事なく続けていけるだけ続けて行きたいと思ってます。自分自身の為、又社会に少しでも貢献できる為にも。
今、現実となって活動しているものの中に老人クラブで、皆が一諸に楽しめる「ニュースポーツ」卓球バレーがあります。卓球バレーを老人クラブ会長に提案して道具一式購入していただきました。その時はよろこびと感謝でした。点数ボード等付随するものをメンバーで作製し、不細工ながら利用のはこびとなりました。現在は「健常者も障がいのある人も」共に利用しているところであります。
 趣味の会の方では、朗読勉強した手前、脳を元気に、を相言葉にし、認知症予防に「お口の体操」と題して、お口を開き声をあげて皆で楽しく新聞とかエッセイなど輪読しております。皆、認知症予防に関心持ってますので健康年令延ばすべく頑張ってます。
 最後に嬉しいニュースが一つあります。
手術後、正座することが出来なくて先生にも「今は椅子の生活、座れないって悲しむことはないよ。葬式に行っても椅子あるから心配ない。もし無かったら足悪いので正座出来ません、と堂々と言って足を伸ばせばいい」と言われた程でした。でも自分でどうしても佛さんの前で手を合わせる間だけでも正座したい、こういう思いで教室では、別個に自分のメニューとして正座の練習をず~っとして来ました。
そして今年三月半ば教室でほんの一寸の時間ですけど座れるようになりバンザイバンザイ心の中で拍手。三月後半になって家でも佛さんの前で一分程ですが座れるようになりました。長年の夢でした。健常者では当り前のことかも知れない「坐る」という事。嬉しかった。早速整形の先生に伝えました。「やれば出来る」の証明でした。
 こうして五年余、通い続けたカーブス。私にとってすばらしい出合い、紹介してくれた友達に感謝。その方はもう九十才、若い方々と一諸に元気でカーブス生活送っております。私の大いなる将来の姿、その友達に少しでも近づけるよう目標とし、日々健康年令延ばすべく頑張っております。
 「カーブス生活ありがとう、スタッフの皆さんありがとうございます」「自分ほめ」することで夢実現すべく挑戦を重ねて行こうと胸をはずませているところでございます。

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