始まりは、40歳になった頃、叔母やボランティアのお仲間に聞いたカーブスに、実際に足を運んでみることから始まった。カーブス下北沢店は、3人の若くて元気のいいコーチがいて、新聞記事や、女性誌への掲載を見ると、「これは、やってみたい!」と思わせるものだった。
 創業者のお話も目をひいた。カーブスを始めた米国人の方は、お母様を、亡くされて、運動することさえ知っていれば......と、後悔の念から女性を元気にするという、カーブスを始められたという。体を動かすことで良くなるという考え方は、二十代から、自律神経失調症に苦しむ私にとって、ポジティブに生きる光のように思えた。
 病気はしたけれど、病人にはならない-というのは、尊敬する登山家田部井淳子さんの言葉である。運動することによって、元気になるという考え方は、私は大好きだ。
 カーブスに行けば、明るく、感じのいいスタッフが、今日の私をサポートしてくれる。両親も、私がカーブスに行って、元気になっていると、応援してくれている。
 運動することは、「運を動かす」と書くと、教わったことがある。これからも、コツコツとカーブスに通って、明るく元気な私をつくっていきたい。