私がカーブスに入会したのは17歳の冬でした。当時の私は太ってて人と話す時、相手の目は見られるけど、何も見えておらず、誰にも心を開けませんでした。その理由は自分自身に厳しかったのです。人から見れば私の10代は負け組かもしれない。甘過ぎたのかも分からない。それでも必死に生きてきた私の記録を聞いて下さったら光栄です。初めの痛みは、小学生でした。お腹が常に痛くて変な音がずっと鳴っていたのです。いじめを受けていたからなのかもしれません。家庭環境も悪かったので、私は居場所を失いました。中1の頃から学校に行かなくなりました。ただずっと家の中に座っていると、自分の存在がますます、あいまいになっていくのを感じました。一人ぼっちを粉らわすために中2の時に、吐きました。一か八かでヤセれば自信が持てると考えたのです。普通に食べて、その度に全て吐ける様になるまで時間はかからず、比例して数字はみるみる減っていきました。すぐ親バレ、強制入院。高速で1時間かかる県内ではトップの病院の児童精神科でした。しかし、そこで待っていたのは担当医からの言葉の暴力に、同世代の子のリストカット、血を見ながら食べる食事。はなからチューブを入れられたり、自分以外の優しい子たちとさえコミュニケーションが取れませんでした。4か月後に退院してから2年後過食症になるのですが、それが毎日2年続きました。引き込もり続けた私はようやく17歳の時にカーブスと出会いました。中学生の時にウォーキングをしていたので30分運動教室があるのは知っていました。なので母が入会したいと言ってたのをきっかけに私も入れてもらいました。初めてコーチと話をした時は周りを直視できない程きんちょうしていたのを今でも覚えています。でも変わりたいと決心していた私は正直に今の自分を伝えました。それを真剣に聞いて下さったコーチの方を見て、ここに来て良いんだと思うことになりました。それまで一人自力で頑張っていたのに、カーブスのおかげで65kg~53kgになりました。入会する前は80kg近くあったのでマイナス25kg落とすことができました。精神も安定してきてくれたので本当に生きててよかったと思いました。カーブスがなかったら今の私は存在しません。最初こそ頑張ろうと週6回とか行ったりしましたが、人間には休まないといけない時期は必ずあります。無理をすれば反動は後からやってきます。なので週1回行けることが、本当にすごい事だと思います。自分に厳しくしなくても、追いつめないでも、人から何と言われようと、どう思われても、自分には優しくしてあげてほしいのです。少しずつ、少しずつ、できることを増やしていけるようにこれからも頑張ります。まあ、できないことはできないで良いとも思うんですが(笑)心と体は1つだということが、今になって本当に理解できるようになりました。闇は、きっと、いつか、晴れる時がやって来ます。全ての人にその権利があるのです。私達は生きているのだから、生かされて生きてきたのだから、幸せにならなきゃダメなんです。どんなに落ちた状況も、私は愛することに決めています。苦しい時こそ笑うのです。笑顔でカーブスに行き、今ある幸せを噛みしめて生きるのです。