私は発達障害です。この病名が一般的になったのは近年で昔は、まるで知りませんでした。DHDと呼ばれる脳のシナプスの未発達を因子に持つ、様々の症状を起こす病気です。
生まれ付きの因子なので、幼児に顕著で、大人になっても症状を持ち続けるのが大人の発達障害です。
幼児期からストレスをため込んで、頭痛腹痛息詰まり吐気を催し、大声で叫び暴れる権太を張りました。
そんな私に大人たちは、黄色い車が迎えに来るよ、と言いました。幼心にも精神病院の事と判りました。
発達障害はダウン症、自閉症、ADHDに区分されるそうです。進学の時、周りと違う自分の事を知りたくて幼児からの発達心理学と発達病理を勉強できる児童学科を選びました。でもその時代には、症候群や不定愁訴位しか掴めなかったのです。ただ、実習先で、自閉症の子と私だけが目を合わせられたり、ダウンの子らと仲良しになるのが他の学生よりずっと早かった。本を読んでいてもTVを見ていても、周りの人の中にも、同じ仲間の匂いを嗅ぎ分けていました。皆生きにくい人達でした。
窓際のトットちゃんが出た時も内容が解りすぎて敢えて読まなかった。昔から仲間と判っていたから。ADHDは天才と芸術家と専門家と犯罪者に多く、凡人は変人扱いされやすいのです。自分は自分と言い聞かせても、コンプレックスは拭えず自己嫌悪に陥る事も多かったのです。私に今も残っている症状としては、多言症、多動症、約束事を守ろうとすればする程パニックで失敗。
他にも方向を見失う、整理が出来ない、失くし物忘れ物、数え切れないですね。
カーブスの教室でも、多分、やかましいじっとできない変な人で通ってると思います。
そんな中、同じ会員の方に「元気一杯で楽しそうな貴女を見てると元気を貰えて前向きになる」と仰って頂いたのです。え?私にもそんな存在価値あるんだ、と、目から鱗の思いでした。

元々好奇心旺盛過ぎる位の質でしたが、その言葉を頂いてから、又俄然チャレンジ精神に燃えて色んな事をやってみたくなりました。もっと多くの人に、出来れば私と同じ生きるのが下手な人達にエールを送って行ける様に、私の残りの人生を最後まで生き通そうと決めました。

カーブスのコーチの皆さまは、会員全員に心身共に元気を一杯下さいます。
私も私なりに人間が大好きで居続けて、人生の終わりの時までずっと前向きでいようと思っています。