新聞の折り込みチラシの1枚にふと目が留まったのは今から二年ほど前、カーブスの新しい教室が近くにできるというものでした。一回約30分、女性だけ、日ごろから特に運動をしているわけではない私にとって運動不足解消にいいかな、と軽い気持ちでお試しに行ってみることにしました。
 明るく元気なスタッフのかたの説明をお聞きし、すでに会員になられたかたたちのようすを拝見し、私でもできそうと思ってその場で入会手続きをしました。
 教室から帰るときに「いってらっしゃ~い!」と元気に声をかけられ、一瞬「えっ?私の家はどこ?」次に来たときには「おかえりなさ~い!」帰るときには「いってらししゃ~い!」ますます「あれれ?私の家はどこ?」
 思い起こせば私が「いってらっしゃい」「おかえりなさい」と言ってもらったのは今から何十年も前の学生時代、母からでした。結婚してからは出勤する主人に、そして学校や仕事に行く娘に、声をかけるのは私のほうでした。
 娘は新しい家庭を持ち、主人は浄土へ旅立ち、ひとり暮らしになりました。ここ数年はこの言葉を交わすこともなく過ごしていました。明るく元気なスタッフの皆さんの「いってらっしゃ~い!」「おかえりなさ~い!」何と新鮮に響いたことでしょう。そうだ!カーブスの教室が私の第二の家だ!と思えてきました。
 それから二年、スタッフの皆さんに教えられ、励まされ今日まで続けてこられました。メンバーさんの中にも新しいお友達ができ、まさにカーブスファミリーの一員となっています。
 もちろんエクササイズのおかげで体力も向上しさまざまな効果も感じられますが、私がカーブスを続ける一番の理由は、ファミリーの皆さんと挨拶を交わせる、この一点かもしれません。