カーブスに通い始めて六年目になります。仕事帰りに、休みにと週に三、四回のペースで通っていました。仕事の帰りに筋トレをし、夕食の買物をして帰る、これが習慣でした。当初は、私もパート勤務で遅くとも夕方四時半までの勤務でしたので時間的に余裕がありました。筋トレをした後、ゆっくりストレッチをし、トレーナーの人達やメンバーさんと話しをして帰ることもでき、ストレス発散して帰宅できました。子供の話、仕事の話など仲良くなったメンバーさんと会えることも楽しみの一つでした。"楽しい"ということは成果にもあらわれ体もひきしまりました。カーブスへ行くことが楽しく、筋トレをした後の日常生活にもメリハリが出てストレスとも上手くつき合えていたと思います。
 しかし、一昨年の冬から同じ職場ですが社員として働くことになり生活パターンが変わりました。勤務時間も少々長くなり、残業も休日出勤もあり、カーブスに着く時間がどんどん遅くなりました。そうすると、帰宅してからが慌ただしくなり、カーブス後の夕食の買物も面倒になりました。夕食を作るのも面倒になり、イライラする自分がいました。
 時間に余裕がなくなり、本来の"カーブスで筋トレをしてストレス発散"というものでなくなってきていました。
 また、仕事は増々忙しくなり、"カーブスへ行けない"そうゆう想いもストレスになっていました。
 急いで行って、「あと数分しかない」という思いで筋トレをしても以前のような"楽しい"という筋トレができなくなっていました。多分、そんな筋トレをしても決して成果にはつながらないはずです。このままでいいのかな、辞めようかな、と思い悩みました。けど、元気で若々しい自分でずっといたいから続けたい...、そんな中、仕事を終えてカーブスへ行った時、トレーナーのIさんが珍しくいました。Iさんは、最初、新発田店の店長さんでしたが、現在はマネージャーになって各地各店を回っています。なので、本当に久しぶりにIさんの声が聞こえて、私はこみあげるものがありました。元気の良い声を聞いて安心し、また、今の私の胸の内を聞いてもらいました。その日は"辞める"ということを相談するつもりでもあったのです。でも、Iさんと話をして続けていこうと思いました。これも何かの運命かな、と思います。入会してから、Iさんとは、仕事の話、家庭の話などたくさん話をしてきました。Iさんを初め、新発田店のトレーナーのみなさんがあたたかくはげましてくれるので続けてこれたと思います。
 また、私は実家の母と事情があり音信不通になりました。仲良しのメンバーのMさんに、その事を話しました。「帰る所(実家)がなくなっちゃった...。」と言ったら、「私の所に来なさい。」と言ってくれました。思わず泣いてしまいました。
 また、いつもYさんは「元気?」と声をかけてくれます。「うーん...。」と首をかしげる私に、「仕事が忙しいかもしれないけど前より良い顔してるわよ。」と言ってくれました。そして、冷え性の私はものすごく冷い手をしてます。その手をギュッとMさんもYさんもにぎってくれます。本当に支えになります。
 そんな人達がいるから私は少々疲れていても元気をもらいに行きます。
 私も五十才になりました。若い若いと思っていても仕事で重い荷物を持ったり、仕事が忙しくなると体力的に年を感じます。次男もこの春から社会人になり、子育ても一段落つきました。友達に「これから人生楽しまないといけないよ。」と言われます。だから、回数が減っても、二周しか筋トレができなかったとしても続けていきたいと思います。そして、元気で若々しくいれたら、と思います。

 (カーブスにいる限りエッセイを書き続けよう、と思っています。しかし、今年は本当に余裕がなくて書きたい気持ちの半分しか書けませんでした。まとまりのない文ですが、この一年の感謝の気持ちです。
 ありがとうございます。)