私はカーブスに入会して、今年の7月で10年になります。入会を決めたときには自分でもこんなに続けることになるとは思ってもみませんでした。どうしてこんなに続けられたのか自分でも不思議に思ったので、いい機会だと思い振り返ってみることにしました。入会のきっかけは母でした。当時は母が60代で、私は30代でした。親子ともに運動は苦手で、体型もぽっちゃりで、お互いにこのままではいけないと思っていました。また、私が腰痛で通っていた整体の先生に「怠け病よ」と言われたこともあり、何か運動、ヨガかテニスでも始めたいなと思っていました。そして、先に母が動きだし、最寄りのカーブスのお店へ見学に行ったのでした。そのときは、一人だったので体験をする勇気がなく、ただ見学をして少しお話を聞いただけのようでした。そして、自分でも出来そうだったので、次は体験をしたいので一緒に行ってほしいと私に声をかけてきたのでした。見学をさせてもらった店舗とは違いましたが、二人の家の中間にある店舗で体験をしました。そして、その日に二人揃って入会手続きをしたのでした。母はそこでお友達もでき、私も自分が住む隣の駅に店舗ができたこともあり、今の東青梅店へ移ることにしました。どちらのお店もそうですが、コーチは皆さん、元気いっぱいで明るく声をかけてくれました。移った当初は前のお店にはないマシンの使い方を丁寧に教えてくれたり、早く馴染めるようにいつも声をかけてくれました。そんなこんなで今の東青梅店に来てからも7年は過ぎたかと思います。私は優等生のメンバーではなく、仕事帰りに週に2回のペースで細く長く続きけているタイプです。ちょうど夕方の五時半頃に行くので、ほかのメンバーさんも同じような方も多く、そしてお店の雰囲気も午前中の熱気に満ち溢れた感じとは違って、ゆったりした雰囲気の中で運動を行っています。少し余裕のある時間帯なので、コーチともマシンの合間や終わった後にお話しすることも多いです。「うちの猫の体重が7キロを超えた」「今日は午前中にこんなことがあったの」など、こちらから話しかけることもあれば、コーチから話しかけてくれることもあります。入籍を報告してくれたコーチもいます。参加したマラソン大会の写真を見せてくれたコーチも。この時間は本当に貴重なひと時で、仕事を終えて家に帰れば、すぐに夕飯づくりだなんだと家事をしなければいけない私にとってのリフレッシュタイムとなっているのです。(多くのメンバーさんがそうだと思います)家に帰る前にカーブスに立ち寄って、明るく迎えてくれるコーチたちの顔をみると、家に帰ってきたも同然のような感じがしています。細々と運動を続けている私ですが、もともとは運動が大の苦手でした。子供のころは走るのも遅い、逆上がりも逆立ちもできない、運動会もマラソン大会も球技大会も大嫌いでした。それでも、遊びでバドミントンをしたり、家族でサイクリングをしたりと、楽しく運動することは好きだったのだと思います。体育の授業と関係のないスポーツであれば楽しかったのです。カーブスでは誰かと競うこともないし、点数をつけられることもないし、自分のペースで行うことができる。そして、がんばっている自分をいつもコーチが褒めてくれるから楽しくできるではないでしょうか。私が運動を嫌いだった時代は出来ないことが多すぎて、運動=恥ずかしい、でした。そんな私の気持ちが変わったのは、カーブスとカーブスのコーチたちではないかと思います。本当は、体重や体脂肪が減って良い報告ができれば恩返しになるのですが、そこは優等生ではないメンバーであるがゆえに実行できていません。ただ細く長く健康維持をしながら通い続けているだけです。一緒に入会した母も昨年までずっと通っていたのですが、11月に交通事故に合い、4か月近くも入院していました。膝を含めて3箇所も骨折をしたため、今はまだリハビリの最中です。カーブスに復帰することを目標にしてがんばっています。膝の痛みは医療では治すことはできないので、あと腿の筋肉をつけて身体で支えるようになれば軽減されるでしょうと外科医にもリハビリの療養士さんにも言われました。4か月近くもベッドの生活をしていれば筋肉も落ちるはずです。それでもまだまだ元気になってカーブスのお友達と出かけたり、趣味を続けたりと飛び回ってほしいので、まずはカーブスに戻れるよう諦めずにリハビリに励んでもらいたいと思っています。通う店舗は違うけれど、二人でまだまだ続けたいと思います。時々、私はいつまでカーブスを続けるのかしら?と思うこともあります。元気な老後を過ごしたいと思うと、辞めるわけにはいきません。もしかしたら最高齢になってインタビューを受ける日がくるかもしれません。冗談で、「最高齢のメンバーと店長を目指しましょう」と、ちょうど同い年の店長に言ったりしています。行くと心も体も元気になれるカーブスがいつまでもあってほしいし、私はずっと通いたいと思います。最後に「誰かエッセイ書かないかなぁ」と、書くきっかけをくれたM店長に感謝したいと思います。いつもありがとうございます。