"まさか、この私が10年続けられるなんて"と思う今日この頃、私は2017年3月14日でカーブス入会10年という記念すべき日を迎える事ができました。本当に子供の時から何もかもズボラで殆ど習い事が長続きしなかった私でしたが、大人になってからの習い事がこんな10年という長い年月も続くとは思わず、私自身も今だ驚くばかりです。カーブスとの10年は本当に長いようであっという間でした。その10年を振り返るといろんな事があり、いろんな出会い、別れ、そしてカーブス・・・
 私が初めてカーブスという名を知ったのが今から10年前、当時21歳の時でした。当時の私は背が高いゆえに肥満の体重であったのでゴツくて男並の体型でした。入る前にいくつかダイエットを試していましたが、どれも三日坊主で長続きしませんでした。もう流石に心が折れ、"もう一生このままでいいや"と諦めてしまいました。そんなある日、以前習い事で一緒だった友人から一通のメールがきました。メールは
「カーブス体験してみない。」
という内容でした。当時、カーブスのスタッフをしてた友人からのメールで私はそこで初めてカーブスの存在を知りました。"カーブスって何だろう"と思いながらカーブスの扉を開きました。するとそこは、女性しかおらず、マシンを懸命に動かしたり、ボードの上で足跡みしたりと今まで見た事のない光景でした。フィットネスとは聞いてましたが、私が思い描いてたものは、よくTVとかで男性とかが激しくマシンを動かしてたりしてるというイメージでした。そこで試しにマシンを動かしました。女性でも気軽に使いこなせるという油圧式のマシンで"これなら私でもいけるかも"と思いました。しかし、すぐに入会という決断には至りませんでした。その時私はまだ社会人1年目で、まだまだ心のゆとりもなく、何よりも今まで習い事が続かなかった自分が続けていく事ができるのかとずっと迷ってました。でも折角友人が誘ってくれたし、迷うくらいなら飛び込んじゃえっという単純な気持ちでカーブスに入会しました。
 2007年3月14日、その日からカーブス人生がスタートしました。入会してからほぼ毎日急いで会社を出て、カーブスに向かっていく日々が続きました。丁度その時は忙しく残業の時もあった為、行ける時には行こうという思いでした。でも不安もあり、本当に長く続くかなあと思う時もありました。しかし通う事に、日々の体の変化を感じていくようになりました。それまで毎日運動する事がなかった私が、カーブスをやり出してから、体が段々と軽くなり、何よりもお腹の周りが一段と引き締まっていきました。私自身驚くと同時に、運動って大事だなあと実感しました。会社の人達や久しぶりに会う人達からも驚かれるばかりで、私は段々と自分に自身が持てるようになりました。カーブスに出会えて本当に良かったと思う瞬間でした。カーブスに入会して1年、2年となると体重の変化が著しくなったり、停滞していったりとで、カーブスのマンネリ気味を感じていくようになりました。中々思うような変化がみられず、投げやりになったり、通う事に意味が見い出せなかったりしてました。
 そんな時、私が入会4年を迎えようとしてた2011年3月11日、東日本大震災が発生しました。あまりの突然の出来事に私はただぼう然となり、TVでその状況を見る毎日でした。大事な家族、友人、家をなくし泣きじゃくる人達、寒い中毛布にくるまりじっと耐える人々、食料品やら物資を必死に運んでる人々、何もかも絶望的なのがTVからも伝わってきました。私はそのような状況の中で自分に何ができるか...など考えてばかりの日々を送ってました。ある時TVを見てたら、インタビューを受けてた被災者がこう話してました。
 「今はこのような状況だけど、生きてるだけ良かったです。何よりも家族がいて、友人がいて、当たり前の幸せがある。当たり前の日常があるからこそ、生きてられる。」
という話を聞いて、私の気持ちは揺れ動きました。それまで私は、ただ当たり前の毎日を過ごし、ただ当たり前のように会社に行き、カーブスに行き、家に帰るという当たり前の毎日を過ごしてました。それが東日本大震災を機に、自分の気持ちが少しずつ変わってきました。私は少しずつカーブスに通う本当の意味を考えるようになりました。何の為の30分なのか-それは、自分の健康、そして病気にならない為の日々の運動だと考えていくようになりました。やはり思うような変化を得られない時もあります。それでも、カーブスだけに頼ってたらダメだ、自分自身をうまい事コントロールしながら、カーブスに通い続けて10年が経ちました。
 10年間私の身にはいろんな事が起こりました。辛い事や悲しい事、様々な事がありました。自分自身人生に絶望していた時期もありましたが、カーブスに通ってたお陰で廃人にならなくて済みましたし、何よりも前向きな自分でいられるようになりました。カーブスと私の10年はあっという間の10年でしたが、これからも昨日の私よりも明日、そして未来の自分の人生が輝いていけるように、1日1日精進していきます。