私が初めて『カーブス』の扉を叩いたのは、今から4年前の冬の事でした。ウィンドウには、かつてバスケットボールに青春の全てをかけていた頃の「ナイスバディ」は今や見る影も無く、正に『ドラえもん体型』の私が映っていました。
 恐る恐る扉を開けると、底抜けに明るくとても爽やかな溢れんばかりの笑顔と飛び切り元気な体育会系の挨拶が、私を出迎えてくれました。そしてそこに並ぶ眩く光り輝く12台のマシーン達は別世界の賜で、まるで私を歓迎しているかのようでした。当時私は、3人の子を出産後、20kg以上も体重が増え、自分の姿を鏡で見る事を徹底的に拒否し、現実から目を逸らしていました。そんな私の10本の手指に、主人は「これを巻くと痩せるんだってヨ...」と言いながら、綿テープを毎晩巻いてくれました。まるで別人になってしまった妻が少しでも昔の姿に近づいて欲しいと願う彼の精一杯の優しさを痛い程感じ、たっての彼の願いを叶えたいと、私はテレビのCMに踊らされながらも、少しでも『痩せる』と聞けば、有りとあらゆるダイエット法を試しては『リバウンド』に苦しみ、更に太ってしまう...と言う悪循環を繰り返し、少しでも細身に見える色やデザインの服に身を包んで、体型を隠してくれる『エプロン』は、私にとって必需品となりました。
 

 しかしながらカーブスに出逢い、筋力が無くなると体内で脂肪を燃やせなくなる体質となり、代謝や免疫力も低下してしまうので、それを防ぐ為にも、正しいダイエットの為にも、筋肉を鍛えて増やす事が重要である等々数多く学ばせて頂き、今私は、自分自身が少しずつ少しずつ変わって来ている事を感じています。私にとって、カーブスでのワークアウトは既に日課となっていましたが、入会後暫くしてドンドンドンドン体重が増え始め、毎月の計測が不安と苦痛以外の何物でも無くなりました。
 「あ〜あ、こんなに筋トレ頑張っているのに、どうせまた増えてんでしょう?」と"自棄(やけ)のやん八"で体重計に乗ってみると...、な、な、なんと入会時より6kgも増えていたのです!!!

 「痩せたい一心で『カーブス』に入ったのに...何で増えてんの〜?」悲鳴に近い叫びが私の心の中に響き渡り、答えが見つからない自問自答、とめどない自己嫌悪に陥って、無我夢中ムチャクチャ速くマシーンを動かして正しい使い方をしなかった為に、昔痛めた古傷(肘、膝、腰)が痛み出し、整形外科に通院する羽目になりました。
 

 「これでは絶対イカ〜ン!!」と一念発起した私が先ずした事は『食生活の見直し』です。手始めは、小学校4年生の時に洗礼を受け、今迄どうしてもやめられなかった『スカッと爽やかコカ・コーラ』を絶つ事でした。今日のように、スポーツドリンクが無かった時代に現役選手だった私は、たとえ灼熱地獄の体育館にあっても、練習中は一滴も水を口にする事は許されず、練習帰りに学校近くの駄菓子屋でチームメイトと飲む「シュワーッ!!」と言う喉越し爽やかなコカ・コーラは格別で、今迄の辛い練習を一変に忘れさせてくれる最高のご褒美でした。同時代に野球少年で私以上に"コーラ中毒"の主人も、私の"断コーラ宣言"を聞くや、「俺も健康とダイエットの為にコーラやめるか!!!」と同調し、それ以来、箱詰めコーラの特売日にスーパーに走る事も無くなり、我が家の冷蔵庫に隙間無くビッシリ詰まっていたコーラもすっかり姿を消して『夫婦二人三脚の断コーラ作戦』は徐々に功を成していきました。炭酸の効いたあのシュワシュワ感がたまらなかった私達は、先ずコーラを炭酸水に代え、炭酸水から水へ...そして気が付けば体質を変えてくれると言われる1日1.5lの水を、毎日美味しく飲むようになっていました。

 次に私が試みたのは、1日60分のウォーキングです。これは、ヘモグロビンA1cが6.8になり、主治医から「このままだと一生糖尿病の薬を飲まないといけないヨ!!それが嫌なら減量と1日40分の散歩と運動をやりなさい!!!」と忠告されたからで、私は、カーブスまで歩いて30分かかる駐車場に車を置き、30分のワークアウトを終え、また30分かけて車まで歩いて戻る...買い物の時も、車は使わず(高騰し続けるガソリン代の節約。)スーパーまで歩き、手に持てるだけの品しか買わない(幾ら安くてもお金をむだ使いしない。)ので家計も潤い、帰宅途中に階段を見つければ遠回りしても階段を使って一石三鳥の効果を狙いました。
 

 大切な青春の思い出がいっぱい詰まったコーラと決別し、1日60分歩いて週4回のワークアウト...自分なりに最大の努力をしていた私ですが、体重は一向に減らず、停滞期はずっと続き...メゲそうになった時、まるで娘のようなスタッフの方々の温かい励ましと、選手時代に監督がよく仰有っていた「継続は力なり!!!諦めたらそこで試合終了だゾ!!残り1秒まで決して諦めるな!!!自分の力を信じて力の限り走れ!!!」と言う言葉が心の支えとなって、カーブスでのワークアウトとウォーキングは、私の生活の一部となり、私の生活のリズムの中に組み込まれていきました。
 

 しかしながら、なかなか効果を得られないので、今迄の努力に『間食をしない』と言う項目を加え、同居するジイサンバアサンの"お茶タイム"にも誘惑されずに、ひたすら我慢しました。すると...『50の手習い』で始めた筋トレ...今迄の努力が遂に実を結び、入会して3年6ヶ月目の計測から、毎月2kgずつ体重が減少し、体脂肪率を始め全てのサイズがダウンして、一番太っていた頃から14kgの減、13号でキツキツだった洋服も、今は憧れの9号を着こなせるようになり、ヘモグロビンA1cも5.4に下がって、糖尿病の薬の世話になる必要もなく、4年目の冬、『エプロンおばさん』は、自信を持って潔くエプロンを脱ぎ捨てる事が出来ました!!!カーブスは、同じ悩みや目標を持った年代の異なる方々との出逢いがあり、その"ふれあい"の中で同志として共感したり、人生の先輩として教えて頂ける事も多々あり、また今時の若者情報も得られるので、それも楽しみの一つであり、カーブスの魅力です。
 

 現在私は、不治の病と心の病と闘っている80歳の母の介護をしています。体重は32kgですが、筋力が衰えている為何をしてあげるにも困難極まります。「いつかは我も行く道...」と思いつつ、悔いが残らぬよう介護に励む毎日ですが、心が折れそうな日もあり、そんな時カーブスで汗を流し、皆さんの明るい笑顔に元気づけられてモチベーションを上げています。将来私が老いて母のようになった時、介護してくださる方が少しでも楽なように、今から筋力をつけ、出来る限り最後まで自分の事は自分の力でしたいと思っています。
 

 今年1月から私は、ビタミンC補充も兼ねて、レモン味のプロテインを飲み始めました。すると肌がキメ細かくなりパックの回数も減り...愛するダーリン?の為に少しでも昔の私に近づき、今年こそは彼に「痩せたね!!」と言わせたいと思います。最後に...幼い頃病の為、愛するお母様を40歳の若さで亡くされ、「全世界の女性が健康になり、長生きしてもらう手助けをしたい!!」と言う尊い理念から『カーブス』を創設されたゲイリー・ヘブン氏と、私のダイエットを陰ながら応援し、つき合ってくれた我が最愛の同志に、心からの敬意と感謝を捧げたいと存じます...全国のカーブスメンバーの皆様...『継続は力なり!!』です。決して諦めず自分を信じて「こうなりたい!」ではなく、「私はこうなる!!」と宣言して、日々ワークしましょう!!!私の体にも少しずつ『カーブ』が出来てきた今日この頃です...『人は思った通りの人になる』のですから...。