鶴ヶ峰カーブスに入会して今年の5月で3年になります。
 ここ10年仕事・家庭の事と色々なことがあり、自分のために時間を作る余裕がまったくなくなり、以前から通っていたスポーツジムにも通えなくなっていました。
やっと自分の時間が持てるようになり、そろそろスポーツジムに復帰しようかなと思っていたころ、ちょうど鶴ヶ峰にカーブスが開校されたところでした。

 さっそく入会したものの、まだ仕事におわれ良くて週2〜3回、時にはまったくワークアウトができない週もありました。それでも身体を動かすことの快適さを知っているので、やめようと思いませんでした。最終の時間に入り、黙々とマシーンをこなして帰る日々でした。

 

 最初の目的は、どんどん落ちてくる筋肉をこれ以上落とさない事、痩せていても筋肉が落ちてきますとあまり褒められた体型でなくなってしまうのです。「お母さん」「おばさん」「おばあさん」と人からの呼び掛けの名称も変わってきても何とも思いません。それより年を重ねても均整のとれたスタイルをできる限り保つのが夢でした。
 私の人生設計では60歳で線引きをして今までと全く違う自分中心の毎日を送り、行きたい所へ行き、興味がある勉強をして、と考えそのために色々なことをがんばってきました。
 

 昨年の3月60歳は過ぎてしまいましたが、やっと仕事を辞める事が出来、まさしく第2の人生、夢にまで見たばら色に輝くはずが、2月に病気が見つかってしまい、ばら色どころか先の見えない毎日が続きました。
 来る日も来る日も検査検査の毎日、担当医からは悪い話ばかりでしたので、自分を見失ってきてカーブスもしばらく休まなくてはと、休会届けの手続きをしました。
 

 顔がだんだんやつれ、鏡を見るのが辛い毎日でした。こんなことではだめだと思って心が言うことを聞いてくれないのです。しかし、根が明るい性格の私は落ちるところまで落ちたら後は何も怖くなくなっていました。
 "なるようにしかならない"と思うことで自分をとりもどす事が出来たのです。こんなときだからできる事をしなくてはと思いなおし休会をしないことを告げ、検査を検査の間をうまく利用し、体力的に可能な日はワークアウトに通い続けました。スタッフの皆様、ワークアウトで知り合い励まして下さった方の力をお借りして入院・手術を病気の人の当たり前のコースを受けながら休会せずに今日に至っております。
  

 身体を動かす心地よさはもとより、仕事を辞めてからのワークでは、時間的余裕もでき色々な方と会話ができるようになりました。今、私にとってのカーブスは、人と人とが利害関係なく顔を合わせ知り合いになっていく場所であり、毎日の生活の一こまです。人生には人との出会い、何かを得る機会等だれにでもチャンスは色々な形で与えられているはずなのです。
 手にするかどうかは一人ひとりの生き方なのだと思います。
 

 自分の人生の中で、病気は予定になくやって来ます。そんな時、身体を動かし始めていて本当に良かったなとつくづく思いました。鶴ヶ峰カーブスに行くだけで皆さんからパワーをいただけるのです。不思議です。
 

 現在ワークアウトをし始めた時より楽をして、病気を理由に甘やかした結果、体重オーバーすべてオーバーになってしまいましたが、逆に目標が出来、きれいな形で落とす事に努力しております。成果が出ると本当にうれしいです。
 心の中で、「やった」と叫ぶのは私だけではないと思います。
ワークアウトをしながらその日にお会いした方々を「こんにちは」「お疲れ様」「がんばってね」等声を掛け合っている事が身体を動かすと同じぐらい心地よいのです。
  

 スタッフの皆さま、ワークアウトに通っている皆様とこれからも一緒に楽しんで、ちょっぴり身体をいじめて行きたいと思っております。