私はカーブスへ通って約三年近くなる。この三年間、何となく通っていた事もあったが、結局継続は力なり!で、とりあえず行っておくか!と思って通い続けてみて良かったと、三年近くなった今は痛感する。
 

 私が、カーブスへ通い始めてほどない三ヶ月目位で、痛くてガチガチに固まり、頭痛までした肩凝りが改善された。肌がツルツルになり、足なども、何もクリームも塗っていないのに、さわるとツルツルで、それを人に言うと、御主人さわって来るんじゃない?と、下ネタ風に笑われたりした。体が軽くなり、歩くのが苦痛でなくなった。体重に関係なく、体が身軽な気がするのだ。あまりずっしり重いという気がしない。実際体脂肪率が減った。そういった効果が三ヶ月目から半年目位で現れて、これは効果がありそうだと気づいた。
 私は血液がドロドロで、隣のあきる野にある有名な血液検査をする医院で、血液サラサラ検査を受けると、ドロドロで油分が多く、いかにも血管内が詰まりそうな、医者から脳血栓が危ない!と言われていた状態だったのだが、かなり改善されてサラサラになり、カーブスへ行って筋トレしていると言うと、運動がいいのだろうから、ぜひ続けて!とアドバイスされて、運動も大切と痛感した。なかなかストップしがちだが、ウォーキングも始めた。歩くのが苦でなくなり、足もスムーズに前へ出る。体重も減った。体型が変わり、でっぷりと前へ出た中年太りのメタボ腹は、見事に凹み、あれ程出腹だったのに、凹み腹になり、平らに近くなった。ウエストサイズは減り、今では少し前に買った76センチのズボンがブカブカで、はいているとずれ落ちて来て、高校生男子の股下の短い腰パンみたいになってしまう。73センチに買いかえてはいて丁度いい。76センチのズボンは、かといってまだまだはける新しい物で、捨てるのも惜しいので、今度サイズを直しに出してリフォームする位だ。
 痩せると着たい物が着られて、おしゃれになり、人からいつもファッショナブルですねと言われるようになり、中高年の私が、今では時々女性用のファッション雑誌のキャンキャンなども、たまにのぞいたりするようになり、キャンキャンモデルのお姉サン達を参考にするようになり、「いつもパッパッと梳かしておしまいだから!」というズボラとも思える便利が一番という理由で、男みたいなショートカットの短い髪だったのが、髪を伸ばしてロングになり、ロングヘアになると、自然気分も女っぽくなり、女らしくなった気がして、幸せな気持ちになるから不思議だ。人から、「この頃綺麗ですネ!」と男の人からも言われるようになり、ついに嬉しくて、単純な私は増々ヤル気が出てしまう。基本的にほめられて伸びるタイプだ。
 スタッフさん達は皆さん親切で、私は元々が前向き人間なのが、若い頃は周囲に意地の悪い、人の出ようとする足を引っ張って引きずりおろして、ザマーミロ!と喜ぶような、タチの悪い人が多数いたせいで、前向きな生き方を発揮出来ない部分も多かったが、今は幸い周囲にいい人達ばかりで、あまり嫌な気のする人はなくて、皆さん気持ちのいい人ばかりなので、前向き人間な部分が発揮し易い。スタッフさんは励ましてくれるし、私は元々真面目人間なので、「真面目に一生懸命頑張ります!」みたいなかんじになる。
 幸い趣味のヨーロッパ刺繍をコツコツ続けて作品を作り、昨年遂に個展を開催出来た。今は二回目の個展開催に向けて、頑張っている。昨年は会期中、地元の新聞社が取材に来てくれて、インタビューを受け、載ってしまった。するとそれを見たといって、埼玉県のFMラジオ局が電話をくれて、夏にその局のラジオ番組へ出演し、刺繍についてお話させて頂けた。二回目も更に良い個展にしようと、今からワクワクだ。市の公民館サークルの手芸サークルへも積極的に参加して、皆、中年以上の年の主婦のサークルだが、今では皆さんとのおしゃべりが楽しいし、作品作りも楽しいので、週一回のこのサークルへの参加が、今では毎週楽しみだ。個展開催へ向けての会場を借りるためにも資金作りにと、主人の力を借りずに、自分でお金を溜めようとして、又この不況の中、主人の給料も減り、主人だけに依存するのを止そうと、娘も高校生になったことだし、パート職を探して、幸い近所にいいような職が見つかり、パートも始めた。
 働いてみると、一日のスケジュールが決まり、ただダラダラ日を送らずにすみ、かえって忙しいからこそ、仕事でびっちりの中で寸暇を惜しんで、いろいろとし出すようで、生活が活性化した。
 前は暇な人から暇つぶしのくだらない電話をもらっても、話してられるので、つい応じてしまっては、全くとりとめもない、どうでもいいような電話に出てつきあって話したりしていたが、そんな時間の使い方がなくなり、かかって来ても、あまり応じなくなった。気分が前向きだと愚痴も言わなくなり、更に前へ前進する事がこわくなくなる。
幸い以前所属していた地元の市民劇団の主催者の方から連絡をもらい、又、大好きな演劇サークルのメンバーの皆と再会出来て、アマチュア女優に戻れた。どうせ女優さんなら、アマチュアでも綺麗でいようと、毎日美しく保つのに努力している。カーブスはそんな私にぴったりで、一日30~40分間で健康と美を保てるのに役立っている。時間に追われる日々の中、少しでも同じく更なる健康と美を目指して、日々トレーニングに通われる皆さんと、トレーニングしながら励まし合い、言葉をかけながら、楽しく仲間に加えて頂ける幸せと有難さを実感し、筋トレするのが、今では楽しい。
日々カーブスのお店のドアをくぐるのが、今では楽しみの一つになっている。最近入会したおばあさんに、私が冷えを感じなくなったので、その事を伝えると、おばあさんも「私も冷えたのが改善しつつあるのよ」と仰しゃって、二人共ニコニコ。
もうすぐ劇団のお芝居の公演が近く、アマチュアなので、市の保育園や児童館での公演だが、子供達を笑顔一杯にしようと、純真なる子供達の顔を輝かせるには、まず演じ手が輝いて見えないとと、ヤル気で満々の中年のオバサンだ。チャレンジ精神で更なる明日の私を目指して、日々常に自分と闘争し続ける事を心がけて生きる毎日だ。
私にとって、自分で心がけのモットーにしている言葉は、とうに亡くなられた明大のラグビー部の監督だった有名な方が言われたという、「前へ」という言葉だ。短いが意味深い。又常に闘争し続ける事!というのも心がけている。何も人と争うのではなく、自分の今日と明日への生き方や、生きる姿勢というか、常に進展するにはどうしたらいいかといった所で、自分といつも向き合うという事だ。私が日頃ファンで尊敬している女優の涼風真世さんが、宝塚時代、いつも誰に負けるとかでなく、自分に負けないでといつも思っていると仰しゃっていて、すごく影響を受けた。かといって弱い私は、人の応援や励ましをほしくなったりするが、暖かい言葉を糧にして、更なる私を見て頂く事で、「おかげ様で助かりました」と、せめてその形で御礼が出来ると思い、今までもそうして来た。「いつも励まして下さる方への答礼の為にも、未来へ向かうのが大人です!」で頑張ります。