定年で仕事を辞め、さあこれから何をしようと思っていました。体を動かす事にカーブスを選んで9年目に入りました。当初から、週3回を目標に休まない様続けました。通ううち顔見知りも出来、そこから他のサークルを紹介されたりと、楽しく充実した日々を過ごしていました。体力テストでは20代後半と診断された事もあり体力には自信持って通っていました。

 そんな中、通い始めて5年位の時、突然左膝に激痛走り、歩くのが困難になりました。病院での診察でリハビリや痛み止めの注射を打ってもらう日々で、カーブスは休みが多くなりました。体力に自信があっただけに、ショックも大きく、こんな風ではもう辞めてもいいかな、続ける意味はないかなと思った程でした。

 そうこうしているうちに、今度は股関節や腰にまで痛みが広がりました。MRI検査の結果、脊椎管狭窄症と、股関節は軟骨のすり減りと診断されました。痛み止め服用とリハビリでの治療が続く中、医師に足の筋肉が落ちていると言われました。杖をついてでも歩きなさいと言われ、コンサートや釣りにも杖をついて出掛けました。

 カーブスへは、最初は上半身だけでもと通い始めました。コーチは後ろ1枠を空けて私の移動の遅いのを支えてくれました。その気配りが嬉しく通うのが楽しくなりました。リハビリと並行して通ううち、だんだんと足を動かすマシンも従来の様に出来る程になりました。今はカーブスまでの20分程の道のりを歩いて通っています。

 何が功を奏したかは分りませんが、その中にカーブスが入っているのは間違いないと思います。あの時辞めなくて良かった。コーチの声掛けに励まされ、続けてこられ、本当に良かったと思っています。その時のコーチのひとりが、育休明けで4月に戻ってきます。とても楽しみですし、今の自分を見て欲しいと思っています。

 今でも膝や腰は痛いけれど、これ以上悪くならない様、現状維持の為にもカーブスを続けていきたいと思っています。
 あの時辞めなくて本当に良かった。