「あいたたたたた」
朝、起きようとして身体を動かすと声が出てしまいます。その痛みは、腰であったり、右肩であったり左腕だったりとまちまち。すぐにはさっと起き上がれない72歳と4ケ月の私。
この現実を得心させてくれる次のような文章が、大きな青文字でカーブスマガジンに書かれていました。
 『歳とともに、筋力が落ち、体が硬くなる。すると痛みが出やすくなる』
70年間使い続けてきたのだから、痛みや体の故障はあたり前と受け入れ、自分自身を納得させる日々。
 
 しかしながらここで、諦めじっとしてはいられません。私には自分の足で歩いて、見てみたい所、行ってみたい所がまだあります。
 今年の秋に私は73歳になり、健康寿命を維持できるうちにと、2ケ月おきぐらいに旅の計画を立てました。妹と長年の夢であった宮古島へ行くこと、山形の珍しい山菜料理を食べに行く旅、とその前に娘から、春休みに孫とディズニーランドに一緒に行ってほしいという依頼の電話が入りました。娘は4月から新しい仕事に就くことになり研修がある由。私は自然が好きで、人工的な所はあまり気が進まないけれど、中学2年の女孫がとても楽しみにしていて、私と一緒でもいいと言ってくれる状況を考え、2泊3日で行くことに決定、あの広い会場をしっかり歩いて楽しむという直近の目標を胸に、カーブスのトレーニングに通っています。
 『人の体は加齢によって生じる筋力の低下や筋肉についている腱・靭帯などの柔軟性がなくなり、関節が硬くなるため、痛みが出やすくなる。立とうとしたり、階段を上がったり動き始めに痛みが出るというのは典型的な例で、その状態を放っておくと、さらに筋肉が落ちたり、組織が硬くなったりして痛みが悪化してしまう』
とこれもカーブスマガジンに書かれてました。まさに私の状態でした。さらに次のページに青文字で大きくありました。
 『痛みには運動が不可欠です』

 私は70歳でカーブスを始めました。体重は、それ程変化はありませんが、カーブスでの筋トレ、ストレッチ運動習慣のおかげで、筋肉は確実にしっかり付いてきてます。
 少しずつ、ほんとに少しずつで目に見えるような変化は日々ありませんが、時々の日常の生活動作にその変化は現われます。朝、ベッドからスムーズに足が動き、歩き出せるようになりました。階段を上がる時、トントントンと力強く体を移動でき、気持ちよく動けてます。そして、少し体型がしまった様に思います。
 日々、筋力は落ち、体は硬くなり、やがて死を迎えます。私は、その日まで、できるだけ自分の足で歩いてトイレに行きたいと願っています。筋肉はとても大事だけれども、一朝一夕には身につかないものだと知りました。
 カーブスに行くと、コーチの皆さんが、元気な声で、「洋子さん、こんにちは」と挨拶をしてくださいます。私を子供の頃から、「洋子」「洋子ちゃん」と呼んでくれていた大事な人達は皆、亡くなりました。
 私はパワーチャージできるカーブスに今日も通います。身近に私と同じ様な症状の人がいたら、私のことを話してカーブスで元気になってほしいと思います。