カーブスを始めて7年目の1年を振り返ってみます。
体の変化で嬉しかったことは、5月に、産休明けで久しぶりにいらしたコーチから「お腹にエクボができたでしょう」と言われた事です。家で、お風呂に入る時に鏡で見たら、確かに、オヘソと腰の間の両脇にへこみができ、縦に筋肉が付いている様子がうっすらと見えました。その後も他のコーチから、「お腹の横に筋肉付きましたね。ここが1番付きにくいところなのですよ」と。
日々の筋トレで出た嬉しい変化です。そういえば坐骨神経痛が出ることがほとんどなくなりました。筋肉が背骨を支えているのかなぁ、と思います。
この1年を振り返ると、体の変化もありましたが、運動に精神的に助けられ、心を大きくサポートしてもらった年になりました。
お店で筋トレクイーンの取り組みがありました。カーブスメンバーさんと名のりあって、自分の成果を言い合い、励まし合い、お互いにカードにサインをしていく取り組みでした。サインが10個、20個、30個と目標がありました。私は知らない方と話すのは苦手。せいぜい10人の方とかな。30人と話をして30個は難しいと思っていました。
コーチが紹介してくださったり、お互いに声を掛け合ってみたりして、サインはどんどん溜まっていきました。いつもは話をしなかったのに、私の事を見ていて気をかけてくださって、「あなた、よく頑張っているわよね。痩せてスッキリしてきたの気付いていたわよ」とお話してくださった方がいた時には、とても嬉しい気持ちになりました。最後の方は私から知らない方に声をかけて、積極的に話すようになり、カードのサインは結局、30個たまりました。お互いの成果を称え合っていく仲間の輪が大きく広がった気持ちになりました。気持ちが明るくなり、カーブスに行くのがより楽しくなりました。
個人的に大変なこともありました。私は、参加している地域のボランティアサークルの中で開催する講演会の責任者になりました。私の経験不足から、準備がなかなか上手くいかず、失敗の連続。部員から、きつい言葉で文句を言われる事もありました。そんな時は何もする気がなくなるほど落ち込みました。心配事やうまくいかないことで自分の力不足に涙する日もありました。でも、そんな日でもカーブスに行ってコーチやお仲間と挨拶して運動すると、なぜだかすっきりしました。筋トレした後には、頑張ろうという活力が湧いてくるのでした。運動すると幸せホルモンが出るというけれど、まさにそれを体感した日々でした。すごく落ち込んだ時こそ、プールのアクアビクスに行き、カーブスで筋トレする。動くことによって、悩んだり傷ついたりした心が元に戻り、もうひと頑張りしようと思える日々でした。特に何か話すことはなかったですが、疲れた様子の時はコーチが「すっきりしていきましょうね」と言ってくださることもありがたかったです。
講演会は、サポートしてくださる方もいて、最後はみんなの協力のもと無事に終わりました。
運動は体だけでなく、心にも良い影響を与えることを実感しました。
今振り返ると、大変だと思っていたことも人生において些細な事だったかなと思います。人生、どんなに平穏にと思っても、大なり小なり山あり谷ありですよね。カーブスのエッセイを読んでいると、大きな困難に遭われても前向きに進んでいらっしゃる方を知り、勇気づけられます。
最近楽しいことは、50歳過ぎて習ったアコースティックギター関係のお仲間が増え、弾き語りのお仲間でユニットを組んで演奏するようになったこと。発表の場もあり、ギターやハーモニーの練習も楽しいです。ギターを背負って出かけます。肩こりもせずに練習できるって筋トレのおかげと思っています。
先日お会いした88歳の先輩が、「60歳で退職してから習い事とかいろいろ始めたけど、老後って結構長くて、楽しいわよ」と。そんな先輩をお手本に、私も楽しいことを続けていきたいと思います。
昨年、初めてカーブスエッセイに応募して、入選をいただきました。読んでくださった方から、「続けているとこんなに良いことがあるのね」「まだ筋トレを始めたばかりだけど、先が見えて頑張る気持ちになったわ」と嬉しい言葉ばかりでした。話すこと、書くことで、運動習慣、筋トレの大切さを人に伝えることが大切だなと思って今年も応募しました。