私がカーブスを始めた時は東日本大震災があった年の年末でした。運動不足にならないようにと友だちと近くの公園で散歩をしていた時の事でした。地震の影響で放射能が心配になり野外での散歩は出来なくなってしまいました。そんな時に今通っているカーブスができたのでした。
その頃、私の母に認知症の症状が見られた時期でした。母はそれまでは色々な趣味を持ち体も動かす事が好きでした。社交ダンス・太極拳・カラオケ・コーラスなど毎日のように出かけていました。ところが突然全部やめてしまったのです。これではますます認知症が進んでしまうのではないかと思い母を連れてカーブスに入会する事にしました。
もともと運動が好きな母でしたので運動が苦手な私よりずっと大きくマシンを動かす事が出来たのです。初めた頃はコーチが私と母を隣どうしにしてくれて母も1人でマシンを運かす事が出来ていましたが、少しずつ認知症が進み1人では難しくなってきました。そんな時からコーチがほとんどマンツーマンで母のマシンを見てくれるようになりました。私は他のメンバーさん達に申し訳ないという気持ちがありましたが、コーチの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいでした。
知らないメンバーさんも母と2人で行っていた私に何度も声をかけてくれた時もありました。ハロウィンには2人で仮装して行き記念に写真も撮ってもらう事も出来ました。10年続けたご褒美に母と2人で記念のTシャツも頂きました。
母が90才になった時に自宅で骨折してしまいカーブスには行けなくなってしまいました。私が1人でカーブスへ行くとコーチはもちろん、知らないメンバーさんにも母の事を聞かれる時があり驚きました。残念ながら母はカーブスへ復帰する事はなかったのですが、最後までリハビリを頑張り歩きたいと言っていました。
そんな母は今年の1月に他界しました。お葬式の時にカーブスの方が来て声をかけてくれた時には驚きと感謝で母とのカーブスを思い出し涙がこぼれました。本当にカーブスの皆様に感謝いたします。
最後にカーブスに通っているうちに私の体の変化をお知らせします。今まではそれほど言われた事はなかったのですが「脚長いね」とよく言われます。これはきっとカーブスのマシンでヒップアップ出来たのだと感じています。