朝、日の出と共に目が覚める。同時に身体が動く、思い切りカーテンを開けコップ1杯の水を飲む。今日も元気に朝を迎えられたことに感謝。こんな日々が当たり前だと思っていた。
70代では感じなかった当たり前が、80代に入ってそれは当り前ではないと知った。
クシャミをした時に起こる尿もれ。新聞、雑誌で気になる記事を後で読もうと積み上げてしまう新聞や雑誌の山。「あとで...」の行為が増えた。
10年以上続けていた天声人語の書き写しノートもいつしか書かなくなり、図書館通いも途絶えて久しい。どんどん内向き思考になる要因に身近な人達の変化に影響を受けているのかも知れない。
長年、サークル仲間で親交のあった人の死や、身体の衰えや、認知症などで介護施設に入所された等の話が身近になった。コロナ禍で交流が途絶え、サークルを再会するもこうした理由でサークルが自然消滅。新しいサークルでの出会いでは年下ばかりで年齢のギャップを感じることもありマイナス思考の堂々めぐり。そんな日々の気持を切り替えなくては――と。
何気なくカーブスマガジン(2024年Vol.68)summerの人生100年「セカンドライフ!!」を読み返した。
まだまだ先は長い!!ゆっくり1歩づつ近づこう。
散歩に出かける。いつの間にかつくしの季節が終り、遊歩道沿いの家々の庭には色とりどりの花が目を楽しませてくれる。大手を振って、いつもより速く、大股で堂々と歩く。腹式呼吸をする。太ももを意識して足を運べば背すじが伸び、足幅も力強く踏み出している気がする。スマホのお散歩アプリがお供。池のある公園までお天気が良ければ毎回、4~5千歩。田園地帯。早春の道端にはよもぎの群生が。はじめての草もち作りや、よもぎのおしたし、ごまあえなどに挑戦し老夫婦で春を楽しんだ。
ピンポーン!!
カーブスのメンバーさんが新鮮な野菜を届けてくださった。同年代でいつも励まされている。「水墨画をあと2枚描かなくては――」と。野菜作り、家業などいつも元気なメンバーさんに元気づけられる。ここにも元気をもらえる人がいる。
仲間うちのピアノ発表会があり同年代や若いメンバーとお互いの成長を分ちあう。
週1回の卓球サークルは同年代の集り。カーブス入会当時と同じ時期に初心者で入会。運動嫌いだったのにいつしかカーブスと卓球だけは続いている。仲間との交流が力になっている。
カーブスに入会して7年目を迎える。
7年前我家は7人家族だった。7年後の現在、3人の孫達はそれぞれにパートナーを見つけ社会人になると同時に家を出た。息子夫婦も仕事のパートナーとしてサイドビジネス用の事務所を構えた。
徒歩圏内に住む娘家族も長女の結婚、出産と次女の結婚の予定も。
さあ私も五月には憧れのクラシック専用ホールでピアノ発表会の予定。ソロと連弾、音楽サロンのメンバーとの合唱。当日はヘアスタイルも変えてそのために今は髪を伸ばしている...お化粧して思い切りおしゃれして出かけよう。
子供達や孫たちに負けないよう夢を追いかけよう。夢の実現の第一歩。筋肉を鍛える。歌うことも、ピアノを弾く時も1番元になるのは筋肉。インナーマッスルを鍛える。
カーブスのコーチのみなさんやメンバーさんに元気をもらいながら夢を追いかけよう。