私の娘は愛知県でカーブスのコーチをしています。ずっと以前から「お母さん、運動してね」と言い続けていて、「娘が心配してくれているし」程度の気持ちで地元のカーブスに入会して早8年半になります。
始めの数年は月に1~2回の事もあるほど、「行けたら行こう」というスタンスでした。「とりあえず行ける時は行ってる」私に、帰省するたび「カーブス行ってる?」「ちゃんと運動してね」「たんぱく質が大事だよ」と言う娘。
私はケアマネという職業で、毎日訪問や記録がとても多い仕事です。ついつい記録の為に残業をすることも多くなり、「今日は残業しなくちゃ」とか「買い物して夕飯の支度もあるし」とカーブスよりも仕事や家事を優先していました。娘や、夫が私の体型を見て「なんか最近丸みが出てきてないか?!」と、笑いを通り越して心配そうな顔で言うようになってきて、内心(失礼な人たち!)と思いつつ鏡に映る自分を見て自分でもどうしたものか?!と考え始めていました。
時々しか行かなかったカーブスでは、馴染みの人もほとんどなく楽しんで運動をするというより、コーチの笑顔と励ましの声で頑張っていたような気がします。何となくこれではいけないな、今の自分の考え方では1か月の会費を無駄にしているんじゃないかな、、と考えるようになりました。
娘がいつも言う「運動をして元気でいてほしい」という思いや、カーブスコーチが伝えようとしてくれている「筋力をつけて元気でいましょう」「たんぱく質を摂って筋力アップして若々しくいましょう」などなど、、ちゃんと向き合ってできることを頑張らなくてはと思うようになりました。
今思えば、自分自身が高齢者と向き合い、「自分の足でいつまでも歩けるように筋力をつけましょうね」「自分でトイレには行ける力を維持しましょうね」と日々担当の方々にかけている言葉、それこそがカーブスの願い。私が担当させていただいている高齢者の方々に「ずっと元気でいてくださいね」と願う気持ち、「毎日笑って楽しく生活できますように」と願う気持ちはコーチや娘が私に願ってくれているものと同じなんだなと気づけたときに、私自身!が頑張らなくてはと思えた気がします。そして「行けたら行こう」という考えはやめよう!と「毎日行こう」と思うようにしました。

 とはいえ仕事が終われない事も、歯医者の予約も、色々な事情で毎日は無理だけど「基本的には1日30分の運動を続けよう」とカーブスに行く事を優先的に!と変えていきました。それからはコーチの「今日も頑張って来れましたね」という言葉と同時に、いつもの顔ぶれが手を振ってくださることも増え、「こんにちはー」「おつかれさまー」と声を掛け合ったり、時々は漫才のような掛け合いで大笑いすることも出てきました。笑って、心和んで、運動をして気持ちよく汗をかいて「今日も頑張った」と思える日はとてもいい1日になります。
以前、右臀部に鈍痛が出ていた時があり、車の運転中、後ろの左右を見る時に腰をひねることができませんでした。この先ずっとこんな状態なのかなと暗い気持ちになっていました。何か改善できたらという思いもあってカーブスを頑張り始めました。その後鈍痛は治まって、今は腰をひねることもできるようになっています。少しずつでも筋肉をつけること、その大切さを私は身体で感じています。
そして、そんな自分自身の体験もあって「1日30分頑張って運動をしているんですよ」と担当の高齢者の皆さんにお話をする時に、カーブスで教えてもらった「たんぱく質を摂るといいんですよ」とか「ストレッチも大切」などなど、自信を持って伝えられるようになっているんです。自分自身の為に、自分がいつまでも元気で生活するために今のこの生活を続けていきたいと心から思うようになっています。
背中を押してくれた愛しい娘と、そしていつも笑顔で励ましてくれているコーチたちに感謝しています。そして、今私が通っている店舗には80代のとても可愛らしい女性の方が頑張って通われています。背筋もしゃんと伸びて、誰とでも気さくに話され、毎日を懸命に生きていると感じるその素敵な方が、私の1つの目標になっています。以前カーブスに入ってきたその人の笑顔に思わず「○○さーん♡」とハグをしてしまったことがありました。その人は嫌がるどころか「なんて幸せなの!ハグされたの初めて!」ととても嬉しい!と周りの方々にも話しておられました。純粋でとても優しい人生の先輩に出会えたこのカーブスにも感謝しています。
このまま自分自身が元気でいるために、自分自身の為に「1日30分の運動」を目標に続けていきたいと思っています。