カーブスに通って16年になります。
それまで通っていたスポーツジムの閉鎖で近くの(カーブス備前町)に行きました。店内には70年代のジャズが流れ、忘れていた青春の思い出と共に自然に体が動く心地良さ。又短時間が助かります。コーチの方にきちんとマシンの指導をしていただけるのも嬉しいです。ウエストや脚周りが細くなり全体に締まった感じになりました。
自営業(剣道具店)の我が家、当時、仕事柄毎日正座でした。長年の生活で膝に痛みがありましたが、何時の頃から膝の痛みがなくなってました。成果を実感すると筋トレの重要さを確認し、ますます通う事が楽しくなりました。
古希を迎えるにあたり、体力に自信がついたので人生の節目に何か新しい事に挑戦したいと思っていた時、近くの剣道場から女性の掛け声が聞こえ「剣道をやってみたい」と即道場に行き入門しました。周りの方々は私の行動にビックリしたようでした。「礼に始まり礼に終わる」その作法、大きな声を出して気持ちを集中させる剣道はずっと憧れでしたがカーブスのおかげで大丈夫、出来るという自信が後押ししてくれたと思いました。その当時流行りの「いつやるの?」「今でしょ!」本当に今動けるんです。先に延ばせないんです。
剣道具店に嫁いで40年お客様に剣道具、竹刀などお売りしますが、自分が竹刀を振るとは思ってもいませんでした。カーブスのワークアウトの積重ねのお陰で2時間の稽古も苦もなく出来ました。娘の使っていた防具を付けた時「これでこの世にやり残した事は無い」と大感激したものでした。
72歳の時、第1回水戸マラソン大会がありカーブスの素敵な仲間が「走った後のビールが美味しいよ」と誘ってくれたので5キロだけど走っちゃいました。カーブスでの体力向上とやる気を与えてくれたお陰と感謝です。長男夫婦が「お母さんの介護をしないで済むようにカーブス頑張って続けてくださいね」と応援してくれてました。
ところが3年前、その長男が頸椎損傷で突然倒れました。
「即死でもおかしくなく、良くても車椅子でしょう」とお医者さんに言われた時は「何で息子なの?代われるものなら代わってあげたい」と自分を失いました。
店は毎日です。休めません。コロナ禍でマスクをする生活だったのでマスクの下で泣きました。お嫁さんが「カーブスは行ってください」と言ってくれましたので泣き泣き行きました。幸いマスクをしていたので気づかれず、でも仲間から「元気がないけどどうしたの?」と。きっと泣きべそをかきながらやっていた事でしょう。ある時はうわの空でやっていたのでしょう。次の方に「交代ですよ」と言われ慌ててマシンから離れました。さすがに剣道には行けませんでした。先生に泣きながら話したら「気持ちが落ち着きやりたくなったらいつでも来てください。待ってますよ。」と言われました。
息子は「自分の足で歩いて帰りたい」と5ヶ月の辛いリハビリの結果、お医者さん達も驚くほど驚異的な回復で退院、翌日から店に来てます。手、足に障害は残ってますが、積極的に接客しているので本当に嬉しいです。夢のようです。息子の頑張る姿に力を貰い剣道のお稽古にも行けるようになりました。
傘寿の誕生日には皆さんから花束をいただき嬉しかったです。その時、先生は「晶子さんは剣道を続けたいからカーブスに行ってますよ」と言ってくれました。
心身ともに元気になった私、これから先何年生きられるか分かりませんが、仕事は生涯現役を目標、大好きな剣道も若い仲間に迷惑をかけるようになったらやめますが、月2回ですので出来るだけ続けたいし、忍び寄る老いは1日でも先に延ばしたいと思います。
16年経ってさすがにボードの上では踊ったりジョギングしたりはなく足踏みしてます。週3回通う目標も仕事が忙しくて叶いませんが、出来るだけ行きたいと思いますので、スタッフの皆さん今後ともよろしくお願いいたします。