私がカーブスに通いはじめて3年目になります。
運動をずっとしてこなかった私がこんな風に日々体を動かすようになるなんて正直自分でも驚きです。平日は午後から仕事なのですがその前の30分でさくっと行けるのでとても効率がよく嬉しいルーティンになり日々楽しく通っています。ドアを開けたときの明るい雰囲気を身体に浴びるだけで気持ちも上がり、元気になります。コーチの元気な挨拶、皆さまの笑顔で「今日も頑張ろう!」と気持ちも引き締まります。
素敵な雰囲気のなかで日々身体を動かすうちに気がつけば明らかに体力もつき、全体的に疲れにくくなり、なにごとにも前向きに取り組めるようになりました。とても大きな変化で嬉しいことです。大げさかも知れませんがカーブスのおかげで人生が変わったと感じています。

 カーブスをはじめてから免疫力も上がり体調も崩さず元気な日々でしたが、コロナがおさまった頃に、一度だけ風邪を引いてしまい、咳が酷くなったことがありました。その時驚いたことがあります。実は40代後半の頃から咳をすると軽い尿もれがあり悩んでいたのですが、今回は激しく咳込んでも全くその症状がなかったのです。これは間違いなくしっかりカーブスで筋肉をつけている成果だと気がつきました。尿もれはなかなか人に話せない悩みですが「カーブスで筋肉を鍛えるとこんな症状にも効くんだよ」と友達にも教えています。
以前はデスクワークで肩こりもありましたが気がつけば今はびっくりするくらいそれもなくなりました。筋肉をつけるとストレスなく快適な生活になるなんて経験するまで想像もしていませんでした。
小さな日々の積み重ねですが私に大きな変化をもたらしてくれたカーブスに感謝しています。

 ところで我が家はもともと旅行が好きなのですが、去年私が60歳になったとき夫が記念にとフランス旅行を提案してくれました。コロナがおさまって久々の海外旅行のチャンスでしたが、時代はどんどん変わっていて勉強しなければならないことも多いし、長いフライトもあり体力的にも大丈夫なのかと正直心配ごとばかりでした。パリ市内をフリーで動くのでいろいろネットで予約もしなければなりません。慣れないことばかりですが、なかなかないチャンスですからここは頑張ってみようと決心しました。
まず、やはり体力です!日程は4泊7日。転んで怪我したりしたら大変ですからしっかり元気な状態で行こうと思いカーブスでのワークアウトにも力が入りました。出発前は大きく早く、チャレハを意識するよう心がけました。コーチにも「頑張ってますね!」「いい汗かいてますね!」とほめていただきモチベーションも上がりました。カーブスは本当に最高です!

 出発間近になり現地の観光地の予約を夫と取っていたとき困ったことが起こりました。エッフェル塔にエレベーターで上がるつもりでしたが予定していた日時ではエレベーターのプランは予約がいっぱいで700段の階段を上がるプランしか空きがなかったのです。少ない時間であちこち回るので日時は動かせず700段の階段を上るという選択をすることになりました。
700段は調べてみたらビルの30階に相当するとのこと。これは思った以上に私には大きなチャレンジです。予約はしたものの想像してみるとやりきれるのかとしばらくは旅行の心配ごとを増やしてしまったような気持ちになりました。
と、いうのも10年くらい前、まだカーブスの存在も知らなかった頃に旅行先の群馬の土合駅で462段の階段にチャレンジした経験を思い出したからです。土合駅は地下深くにホームがあるので地上に出るまで長い階段を上らないとならないのですが、広々として歩きやすい階段にも関わらず当時なんの運動もしていない私にはものすごくハードな体験でした。何度も何度も途中のベンチで休みながらやっと、本当にやっと、上りきることができました。あのときは上った喜びよりも疲れが大きく、上った先の美しい緑や山々を楽しむこともできず、今でも思い出すたび、階段はきついものなんだ、辛いものなんだと感じてしまうのです。
今度はあのときより長い700段。画像を見るとスリムな螺旋階段で土合駅の階段より上りにくいかもしれません。
もちろん予定を変えることもできましたが、それでも変えなかったのはやはり心のどこかで上ってみたいという前向きな気持ちが芽生えていたこと、そして今の私にはここまでカーブスで頑張ってきた日々があり、土合駅の頃とは違う自分の筋肉を信じてみようと思ったからです。

 エッフェル塔の予約は帰国前日。午前中です。もしやってみてどうしても無理ならリタイアすることもできるはず。まずは頑張ってみようと決心して臨みます。当日の朝はこの旅行ではじめての雨降りでしたが階段は屋根もあるので心配はなさそうです。
前日まで3日間、パリの町を公共の交通機関を利用しながら1日2万歩くらい歩き回っていたので、旅の疲れが全くないということはなかったのですが、上るとなるとよしやるぞ!と前向きになり気合いが入りました。
頭のなかで好きな歌を歌いながら一歩、また一歩。そして一歩。カン、カン、カン、カンと想像していたよりはリズミカルにスムーズに、けれども急がずゆっくりと進みます。しばらく上っていると走った後のように喉がカラカラになるので踊り場で立ち止まっての水分補給も大切です。
なんとか最後まで上りきったときは身体が熱く汗をたくさんかいてましたがやりきった喜びでいっぱいで疲れも感じませんでした。
そしてそこから広がるパリの穏やかな街並みは雨もちょうど上がったタイミングでとても美しくて感動でした。最高の景色をいただいて頑張ってよかったと思える幸せな瞬間でした。
ここでやはり感じたのはやはり足がちゃんと動いたから成し遂げることができたのだなあということです。気持ちだけだと達成できなかったかもしれません。それはカーブスで汗を流した日々のおかげだと強く感じています。
エッフェル塔に上った翌日の帰国日は筋肉痛もなく元気なまま日本に帰ってくることができました。長いフライトもそれほど疲れもなくそれも以前より体力がついたからだと思います。

 帰国して強く思うのは、この先も体力をしっかり持続してまたなにかにチャレンジをしてみたいということです。まずはまた土合駅の階段にチャレンジして上りきったあとの緑や山々の美しさを感じてみたいです。
こんな気持ちになったのもカーブスのおかげです。運動をするのがこんなに気持ちがいいなんて。全然運動をしてこなかった過去の私を叱りたいくらいです。
でもこれからでも遅くない。あのエッフェル塔から見たパリの景色のようなまた新しいなにかに出会うために、この先もカーブスで筋肉を鍛えていきたいと思います。