うーん。最近思うように走れない...。足に自信があった若いころと比べて、落ち込みます。職場の元体育科の先生から、人間の体は老化すると裏側から硬くなるとの話に、なるほどなと納得しました。

 私は入会して3年目になるのですが、入会時から、ストレッチをすると足がお尻につかなくて、膝の硬さを痛感していました。ヘルスケアロボットを学んだ息子は、大学院終了後に、メーカーで、コリコラン等マッサージ機の開発担当で、身体のケアにも詳しく、何度か整形外科や整骨院に連れていかれました。変形性膝関節症で膝の軟骨のすり減りが原因です。結局は、足の筋肉をつけ、膝周りのストレッチ等のケアを心がけるしかありません。
 平日は仕事に追われる毎日なので、週末のテニスは続けていました。以前は、テニスも1日中平気で、スキーもリフトを乗り継いで頂上から滑る爽快さにも魅了されていました。テニスの帰りに下り階段で捻挫してからは、さすがに慎重にならざるを得ません。走ることにも抵抗があるあり様で情けなく思っていました。
身体を動かす事が好きな私が、理想と現実の狭間で揺れている時に転機が訪れたのは、当時の通勤途中の看板に「筋肉は何もしないと減る」という衝撃の言葉と、鈴木砂羽さんの記事にもあった様に、中が見えない空間でした。気になっていた思いが、ポスターやスマホの広告で更に強くなり、以前友人から誘われていた事が頭を過り、働く中学校が夏休みに入ると同時に体験した事がきっかけです。
 当初は、無理だと思っていた時間も、工夫や心がけ次第で何とかなるものだとわかり、通って3年目になります。こうやって、自分自身を振り返り、計測に一喜一憂するも、何とか続けられているのは、コーチや会員さんの声がけのおかげだと、感謝しています。一歩を踏み出す勇気を後押ししてくれるのは、離れて暮らす娘や息子の励ましもあります。
 
 以前は、スポーツクラブで、水泳、アクアビクス、エアロビクスや、マシンを使ったりと、通うためにも多くの時間を要しました。月に何度も通えず、荷物も多かったので、だんだん負担になりました。その点、カーブスは、家からも近く、忙しい仕事の合間でも、短時間で、充分なリフレッシュで満足できるので、予定が重ならない限り、休まず通えています。相変わらず、ストレッチで足がお尻に着くには程遠い距離の膝の硬さではあり、筋肉チェックの片足スクワットは苦手でめげますが、トータルで年齢より若いのは、他の筋肉でカバーしているからでしょう。
 ヘルスチェックやたんぱく質等の健康データもスマホと連動し、タブレットで家でのカーブスも加え、プロティンとヘルシービューティーも、コーチに勧められた事はとりあえず始めようと思いました。現状に逆らうように続けられています。職場の健康診断も、年2回、カーブスの計測と、自分を見つめ直す機会が定期的にやって来るので、意識せざるを得ません。
特に今年度は、職場の健康診断の後、保健師さんの面談を希望して、食事面を含む生活面の意識改革と啓蒙を学ぶ機会を得ることができました。とても勉強になり、保健指導推進センターの方が4ヶ月間管理して寄り添ってくれた事で、何より理想通りにいかなくても、意識をすることが大切で、身体が変わり保たれると励まされ、それが継続へとつながっています。記録すると、増えて欲しい数値と減ってほしい数値が逆になり、現実にめげることもあります。数値に振り回されすぎず継続すること、硬くなった身体も、めげずにストレッチを続けることを、コーチに励まされました。私は1人ではないと感じます。先輩の会員さんから、入院しても何日もかからなくて退院できたのは、カーブスのおかげ。転んでも、けがから復帰できたのもカーブスのおかげ。あなたも続けて通いなさいと、声をかけられます。ありがたいことです。

 私は室内に流れる音楽にも、癒されます。前向きな気持ちになり、気に入っています。そして、何よりカーブスマガジンも楽しみです。励まされる記事も多く、読み込んでいます。春号の鈴木砂羽さんのインタビュー記事も、共感できる部分がとても多く、「マインドフルネス」で、脳が解放され、整うところ。無理だと思うと全部無理になる。若い頃と比べて衰えを感じますが、自分の体を守るくらいの体力と筋力は必要。自覚して、意識して筋肉を動かすこと。どれも心に染みます。
呼吸を意識し、思考を無の状態にする。なるほどと、納得できます。謎だった空間が、心地よい空間になり、今後も仲間やコーチと続け、応援してもらった家族に心配をかけないよう、成長する孫のエネルギーに負けないよう、職場の若い先生や、元気な生徒についていけるよう、元気でカーブスを続けたいです。

 先日も、テレビ番組で、なかやまきんに君が、ダイエット目的のサラダ中心の生活や食べ過ぎた翌日の食事抜きは、結局、体脂肪や体重は減っても、その後ドカ食いになり、血糖値の上昇し、やはり長い目で見ると、筋肉も減って、リバウンドの可能性もあると伝えていました。たんぱく質を摂り、筋肉をつけることは、カーブスで教わったことと全く同じです。彼も、できるところから続けることを強調していました。
別の番組でも、血流改善の方法は、筋肉とたんぱく質と、やはり、思い当たるフレーズです。先日も知り合いから、膝の手術は、後ろ側とその周囲の筋肉をほぐさないと、その後のリハビリにも影響すると知りました。人間の身体はつながり合っているのだと思いました。改めてカーブスの必要性を意識し、ますます、細く長く続けていこうと心に決めました。人間は平等に年をとります。若い頃の自分に戻る事はありませんが、健康で前向きな年齢を重ねたいと思います。