「おはようございます。よく来られましたね。体調はいかがですか?」と笑顔で迎えられカーブスの時間が訪れる。カーブスに入会して良かったと心から思う毎日。

 入会は6年前。コレステロール値と中性脂肪値が高くかかりつけ医から運動するようにと指導されていたその頃、地元にカーブスが開店したのだ。すぐには行ってみる勇気がなくてしばらく迷い、知人のメンバーさんに紹介されて行ってみた。体験したら体も心も気持ち良くて即入会を決めた。
日々の生活の中では嫌なこともある、落ち込むこともある。そんな時もカーブスに行ってマシンを動かしストレッチをして、お仲間さんと言葉を交わしたりするうちに気分も爽快になるのだ。

 入会当時は認知症の義母の介護をしていた。朝、起こしておむつを替え着替えさせ朝食を食べさせ、デイサービスのある日は迎えが来るまでに準備をしておく。夕方は帰って来るまでに夕食の支度をして義母の介護に専念できるようにしておく。
デイサービスに行っていても体調が悪くなったりすると呼び出されるので、どこに居ても携帯電話の着信は何度も確認していた。
自宅においては常におむつを気にかけ、トイレには付き添っていた。転ばないように、又、確認の為に。こうして世話をしていると、「うるさいもんだね~」とたびたび文句を言われた。認知症で脳が壊れているのに自分は正常だと思っているから。
腹の立つことがたくさんあった。義母優先で自分の予定をいくつもキャンセルしなければならなかった。

 そのような最中でも、自分の空き時間に行くことのできるカーブスは私の癒しの場になった。
筋トレでの体作りだけではない、心も安めてもらった。
ありがたい気持ちでいっぱいのカーブス7年目の私である。