○はじめに
「あなた、歩き方が前よりきれいになったんじゃない?」カーブスを始めて半年経ったころ、義母にそう言われました。話を聞くと、我が家の近所に住んでいる義母は犬の散歩中に私の歩いている姿をよく見かけるそうなのですが、以前は歩きながら体が横にブレていたのに今はブレずにきれいに歩いていると言うのです。
「そうですか?自分で見えないからよく分からないな~」義母の問いにそう答えたものの、私はあることを確信していました。そう、きっとカーブスのおかげなのです!
今回は、カーブスのおかげで、私が前よりもっと私自身のことを好きになれたストーリーについて書いていきます。

○カーブスとの出会い
1年前、私は焦っていました。運動が苦手なことによる運動不足で体重が増えてしまい、BMIは肥満1度。歩くのが周りの人より遅くて、体力もなく疲れやすい。運動しなければいけないのは分かっているけれど自分ひとりではできない。かといってスポーツジムは続かない。そんな私自身に対して嫌悪感さえ生まれていました。
どうしよう、と思いながらいつものようにインスタグラムを見ていたら、カーブスの広告が目に飛び込んできました。カーブスの名前は聞いたことがありましたが、近くのショッピングセンターに入っていることは知りませんでした。私はまだ半信半疑でしたが、体験に行ってみることにしました。
カーブスに着くと、カーブスのメンバーさんたちが生き生きとした表情でマシンを動かしていたり、メンバーさん同士でおしゃべりに花を咲かせていたりしていて、そこはとてもアットホームな雰囲気でした。
不安な気持ちを抱えた私を、コーチが明るい笑顔で出迎えてくれました。カーブスについての説明を受け、私は筋トレの重要性に改めて気づかされました。健康寿命を長くするためには、毎日の生活に筋トレをプラスすることが大切で、カーブスに通うことで効率よく筋肉を育てられるのだそうです。私はダイエットしか頭にありませんでしたが、将来のことを考えて今から筋トレを始めておくことが大切なのだということをコーチの話を聞いて学びました。
コーチのお話の後、実際にマシンを動かすこともしてみました。あまりうまく動かせませんでしたが、コーチの声かけにより、頑張ろう!という気が起こりなんとか終えることができました。さらに、体力測定で片足スクワットをしたときは、ほとんどできず、自分の筋力の無さに驚きました。
コーチと話しているうちに、「誰かが自分のことを気にしてくれる」ことがこんなにも嬉しいのかと単純に思い、カーブスの世界にもっと足を踏み入れたくなりました。私はその場で入会手続きを済ませました。カーブスでは30分でトレーニングが終わること、少しずつでもカーブスを続けることで成果がきっと出るとコーチに言われたことも決め手になりました。こうして、晴れて私もカーブスのメンバーの一員になれたのです。

○カーブス生活
冬の寒さから一転、だんだん暖かくなって身体を動かしやすい季節に、私のカーブス生活が始まりました。カーブスに通い始めてから、「自分に合っている」と感じることが4つ見つかりました。
1つ目は、コーチがとても優しくて、カーブスの入口に着いたときやトレーニングが終わって帰るときに必ず「しほりさん、こんにちは!」「お疲れ様です、しほりさん」と声をかけてくれることです。そんな風に声をかけてもらえることで、「私はここにいていいんだ」と思えるような「居場所」に、カーブスはなっているのだと感じました。
2つ目は、カーブスではコーチがメンバーさんのことを下の名前で呼んでくれることです。母でもなく、妻でもない1人の女性として尊重してくれている気がして、ひそかに私はこの習慣を気に入っています。
3つ目は、カーブスのメンバーさんたちがフレンドリーだということです。目が合うと手を振ってくれたり、「今日は混んでるね!」と話しかけてくれたりするので私も自然と笑顔になれます。皆さんが筋トレを頑張っていると思うと自分も頑張ろうと思えますし、「今日は火曜日だから○○さんいるかな?」とカーブスに行くのが楽しみになります。
4つ目として、カーブスの中で私が最も「自分に合っている」と感じるのは「サーキットトレーニング」です。他のスポーツジムに通っていたとき、マシンを動かす回数を数えながら筋トレをする必要がありました。2つのことを同時にするのが苦手な私は、筋トレを頑張ろうとするあまりどこまで数えたか分からなくなってしまうことが多くありました。しかし、カーブスでは合図にさえ従ってマシンを動かしていればあっという間に30分が経ちその日の分の運動が終了します。数を数えなくていいので、マシンを動かすことだけに集中できます。まさに、不器用な私にぴったりのトレーニングなのです。
このように、カーブスが私にぴったり合っていると感じながら3ヶ月、半年が過ぎ、そして約1年が過ぎました。カーブス以外のトレーニングは何1つしていないのに、いつの間にか体重が約3kgも減っていて驚きました。途中風邪をひいて筋肉量が減ってしまったこともありましたが、カーブスの基本的な考え方は間違っていないということが分かる気がしました。
同時に、「運動が苦手な私でも筋トレで成果を出すことができたじゃないか!」と自信がつき、前より少しだけ胸を張って毎日を過ごすことができています。

○私に自信をくれたカーブス
大きな声では言えませんが、正直カーブスに行くのが面倒で、特に雪が降っている時などは「嫌だな」と思ってしまうこともあります。月に1、2回さぼってしまうこともあります。それでも私が退会しないのは、ここでやめてしまったら、以前の「何をやってもトレーニングやダイエットが続かなかった私」に戻ってしまう、と思うからです。せっかく手に入れた自信を、もう手放したくはないのです。それに、「嫌だな」と思う時でも、思い切ってカーブスに行ってしまえば、筋トレをしているうちに気持ちがどんどん前向きになっていきます。そして筋トレが終わるころには気分爽快になれることが多いので、それが分かっているから、私の場合ある程度強制的にカーブスに行くようにしています。
また、ストレスを感じやすく、すぐに嫌なことをくよくよ考えてしまいがちな私ですが、カーブスに行って筋トレをすると気が紛れるので精神的にもカーブスは良い方向に私を連れて行ってくれます。
私に自信をくれたカーブスは、私にとって心のお守りのような存在です。

○カーブスで、もっと自分を好きになる
非力で、不器用な私は、今日もカーブスで思いっきり顔をゆがめながらマシンを動かしていることでしょう。そんなどうしようもない自分でも、カーブスのおかげで前よりは少し好きになれました。カーブスは魔法ではないのでいきなり好きな自分に変身できるわけではありませんが、カーブスに通っている限り、少しずつでも変わっていけると確信しています。これからも自分をもっと好きになれるように、カーブスに通って筋トレに励む日々を送りたいです。