私は81歳になりました。母が亡くなった年と並びました。母は働き者でしたから家事育児の他、自営業のガラス小売りを夫とほとんど一緒にこなしていました。息子と嫁の代になってからも変わらず働き続けている元気な人でしたが、60代からは持病のリウマチが発症、リウマチは糖尿病も併発しやすいという話の通りに発病しましたがまだ家事はきちんとこなせていました。糖尿が進むとお便所の汲み取りの人には甘いにおいがするのでわかるのですね。汲み取りの方に「お宅はどなたか糖尿病じゃありませんか」と指摘されて慌てて病院へ行ったそうです。治療を受けながらも普通に暮らしていましたがついに70代後半に認知症になり入院。快方に向かうことなく亡くなったのでした。
私は母に体質も体型もよく似て30代で「リウマチ」が発症してすでに48年、退職までなんとか働くことが出来ました。が間もなく「甲状腺不全」「糖尿病」も発症して20年経ちます。薬漬けながら何とか元気にしていられるのは2013年に友人から聞いて通い始めたカーブスのおかげと思っています。途中でピースボートに乗って100日の船旅に出て中断したことがありますが、月に10回は通うことを目標に通い続けてほぼ13年目に入りました。最高時は66kgあった体重も今は55kgです。あと8kgくらい落としてすっきりしたいと思っています。
私の脚は偏平足です。だから疲れやすいのだと思っていましたが、そのころから足裏がざわざわとするようになりました。お湯が沸き泡立っているような違和感がしていました。痛くはないけどなかなか治まらず何とかしなくてはと考えるようになっていました。その時カーブスマガジンで「偏平足を矯正する効果が期待できます」というソックスが売り出されました。5色くらいのセットで紹介されていましたから早速購入。こだわって履き続けました。もう習慣で毎日履くことにしていましたから擦り切れてまたワンセット購入。すっかり忘れていました。足裏の事。いつの間にかすっかり収まっていたのです。今も落ち着いています。本当に良かったことです。
昨年は夫と一緒にまたまたピースボートに乗って地球一回り楽しむことが出来ました。その時は船内にトレーニングルームがありましたから行ってみましたが、男性と一緒で重い器具を必死で持ち上げると顔の形相も厳しくなって、男性も一緒なのがどうにも慣れずとうとう歩くことだけになってしまいました。ここにも、「カーブスの器具」があったらなぁとしみじみ思いました。
さて、何事も3日坊主だった私がなぜ続けているのだろうと思います。いろいろ考えてみました。第1に仲間ができる、毎回は会わないけど出会うとうれしい、他愛ないことを話して仲良くなる、しばらくぶりに出会えると「なんだかすっきりしたわね!」と言われることもありそんな触れ合いが楽しいのかもしれない。コーチは私の名を呼んで「今日も頑張って来ましたね」と言ってくれる。「それがすばらしいのですよ」と。毎回言われて、それがうれしい。
実は2018年1月に悪ふざけをして背中から転がって第一腰椎圧迫骨折をしました。入院1カ月、リハビリ3カ月していました。すっかり筋肉が落ちてひざなどが痛み階段の昇降は痛んで難儀でした。数か月ぶりにカーブスに復帰、できるところだけマシーンを動かしてみました。でもいつの間にかすっかり元通りになりました。
病院に見舞いに来てくれた人がしみじみ「あんなに大変な骨折だったのに、よく回復したものね。良かった!良かった!!」と喜んでくれました。自分でも不思議なくらいです。また、80歳を機にお化粧を始めました。髪の毛も伸ばし、気持ちを若返らせようというささやかな努力?抵抗?です。こんなささやかな変化を見逃さずさらっとほめてくださるのがカーブスのコーチです。周りの仲間もさりげなくほめてくれます。
年を取るとほめることはあっても、ほめられることは殆どない。だからカーブスは私にとってのオアシスなのかもしれない。
毎日がホリデーの私にとってきちんと暮らそうと夫と2人のデイリーをメモする習慣を作りました。夫は立派に体重、体温、血圧を記入し、予定をきちんとこなします。私は時間が決まっていることはともかく遅刻をしないようにしますが家内作業だけだとかなりぐずぐずと夕方になってしまう事があります。そんな時せめてカーブスは行こうとお尻が上がるのです。バス停でちょうどよい時間ならバスを待ち、通ったばかりなら仕方がないので歩きます。郵便局や銀行に寄ったりしていきます。カーブスの扉を開けると心地よいBGM、顔見知りの人から笑顔がむけられる、着替えをして「イェーイ」と手を振ってボードの指定を待ちます。最初の3台は軽く動かし、あとは筋肉を意識、扱い方を見て正確にすることにします。気が抜けると姿勢が崩れているような気がします。腹圧意識、ひざは軽く曲げ、とかの注意はいつも読んで正確に取り組むようにしています。ストレッチをすると本当に体が喜んでいます。立ったまま手のひらを床につけることはできるのです。今一つ、若かりし頃のように床に伸ばした両足に胸がつくようにと努力をしてみます。もう少し、頑張れば、90歳のころには45kgで床に伸ばした足の太ももに胸をのせて「これこの通り」と言えるかもしれない。夢を実現させたい私です。