「令和の米騒動」の中、あちこちお米を売っているお店を探し回っていた時のことです。やっと見つけた5キロのお米を家まで持ち帰ることがたびたびありました。ある日、その値段よりも5キロという重さをつくづく感じたのです。5キロといえば、私がカーブスに入会してこれまで5年半で落とした体重と同じ重さだ!つまり以前の私はこのお米と同じ重さの脂肪?お肉?を24時間、365日背負って生活していたということに驚きました。

 子育ての次に親の介護も終わりホッと一息。今まで抑えていた反動で食べたい物を食べる生活。日常の仕事や家事で時間がとれないという理由でほとんど運動もしない日々。そのわりには、少し歩いただけで足が痛くなったり、すぐ疲れを感じていたものでした。健康診断で体の異常は見つからないからと自分に言い聞かせていたものの、さすがにこの運動不足はいずれ何か生活習慣病につながると、一念発起で通い始めたのがカーブスでした。

 私は今まで何事においても目標(特に具体的な数値目標)を立てずにやってきました。それは達成できなかった時ストレスが生まれ、途中で挫折し長続きができなくなると思っていたからです。目標や計画通りにいかなくても「結果」が良い方向に行けばそれが1番自分にとって「良い結果」と思っていたのです。
 入会当初はマシンを正しく動かすことで精一杯でした。次第に運動の途中でコーチの皆さんが「お水」と「タンパク質」の大切さを案内されていることが耳に入ってきました。今まで全く知らなかった教えとして日頃から意識して摂取するようにしました。一度聞いてもついつい忘れてしまいがちな情報、季節の変わり目に起きる体調不良に対処する方法、筋力アップにつながる情報などを繰り返し、私たちに提供してくださることがとても役立っています。
 お水を飲むようになってから、甘いジュースや炭酸飲料を飲むことがなくなりました。またタンパク質の摂り方にしても1日3食で満遍なく取ることを意識するようになり、「運動」と「食事」の両輪で私自身の体も変化してきたことになります。

 最初はウエストあたりがスッキリし、お腹回りがきつくてはけなかったスカートやズボンなどの服がスルッと入った感じはありました。リバウンドすることなく着実に体重やその他の数値も落ち着いてきたのです。旅行やウィンドーショッピングなどで長時間歩いたりしても、疲れることなく痛みも出ることもなくなってきました。そして気が付けば5キロのお米分が体のどこからともなくあちこちから消えてなくなったわけです。本当に不思議な感覚ですがお米を買うたびに「実感」するカーブスでの「結果」をこれからも大切に運動習慣を継続していこうと心に決めています。