私は今年1月、誕生日を迎え91才になりました。カーブス歴約8年、この地にカーブスがオープンした折、勧められて入会させていただき、現在に至っています。
カーブスのトレーニングルームの奥の壁の高い所に「継続は力なり」と書いた大きな紙が掲げられています。無理の無い所で週3回、月に10回程度を目標として8年間、欠かす事無く続けて来る事が出来ました。

 思えば昭和ひと桁生まれの私が生を受けたのは旧満洲奉天市(現中国瀋陽)でした。
戦争が始まって間も無く帰国しましたが、疎開なども含め諸事情で小学校だけで5回の転校を繰り返しました。終戦直後旧制高等女学校に入学時(現在の中学校の年齢)には馴れない田舎の道を学校まで約7㎞、自転車通学の友人達にすいすいと抜かれながら歩いて通いました。その後看護の道に進み、この地に職を得て就職、結婚、子育てと順調で幸せな日々が続きました。
しかし、68才で夫と死別、70才で退職、免許も持たない私は車に頼れない生活になりました。しかし、子供の頃の長距離徒歩通学、動きまわる事の多い職業と子育てをしながらの家庭生活との両立、退職後の車の無い生活で私は歩く事は身についています。したがって約40分歩いてカーブスに通う事は私にとってはそれ程苦通ではありません。
しかし、歩くと言う事は大変有効な有酸素運動では有っても、筋肉を鍛える事にはならないとの事です。やはりトレーニングが必要だそうです。このカーブスでの女性だけの30分筋トレ!!が大変有効だと思います。

 コーチの方がトレーニング中、腹筋の辺りに手を当てて「良いですねぇ、バッチリです」等と言ってくださるとまるで先生にほめられた小学生の様な気分で嬉しくなります。時には「今日も歩きですか?お天気悪いのに頑張ってますね」等と声を掛けてくださる事もあります。朝早く出掛けて来て、カーブス開始までの待ち時間を一緒に過ごす仲間も沢山出来ました。中でも数人の方々とはラインでもお友達登録、情報交換や近況報告等も出来て居ます。この待ち時間のお喋りタイムが退職後の仲間作り、人との交流の機会として呆け防止にも大いに役立っていると思います。
何とか独居老人として、自立生活が続けて居られるのはカーブスの筋トレとその中での人との交流の賜と思っています。

先日3月の身体測定では体年齢73歳でした。周囲の人達には「小関さんは100歳まで大丈夫よ」などと余り責任の無い太鼓判を押してくれる人もいますが、でもその期待に応え、健康寿命を伸ばす為にはカーブスを出来る限り続けて行く事だと思っています。

「継続は力なり」