カーブスとの出会いは思い出せませんが、仕事している時期だったと思います。
仕事も忙しく1週間に一度位しか行く事はできませんでしたが、それでも何とか続けていました。18時半までに入室するのは結構至難の業でしたので、通勤途中の豊田駅で途中下車してカーブスに寄って、又豊田駅から電車に乗って相模原まで帰ってきてから夕飯の支度に洗濯にとフル活動の日々でした。
そんなまでしてなぜ通っていたのかわかりませんが、カーブスに行く時は正直面倒臭い様な気持ちになり、行くのを止めようかと迷うのですが、30分のカーブスが終わると「あ~来て良かった」とさわやかな気持ちになるのがなんとも不思議です。

 定年退職して地元のカーブスに変更してしばらくすると、病気が見つかりやめるしかなくなりました。入院して体力が衰えてもう運動なんて私にはできないかもしれないと思っていました。
それでもやり始めるとそんなにつらくないのです。病後でもできるのがうれしくて現在に至っています。年を重ねてあちこち痛い所が増えました。でも痛い部位や状態に合わせてコーチが適切にアドバイスしてくれるのです。壁に痛みの指数も掲示されていて、みんな痛くてもがんばっているんだな、と思えて励まされてます。

 カーブスの測定では、初めの頃は抵抗があったのですが、だんだんと励みになっている自分に気づきました。定期的な測定は健康管理に一役買っています。最近はアプリでグラフも見れてさらに便利になりました。
1台ずつ考えられた機具をその日の自分の状態に合わせて動かせる事がうれしいです。又ステップボードでは、みなさんそれぞれが自分で工夫して自分のペースで運動しているカーブスは、自分で、そしてコーチと二人三脚で進めていける事がすばらしいと思うのです。そこにカーブスでお知り合いになったお友達の存在が大きいとこの頃つくづく思うようになりました。大抵同じ位の時間に行くので顔見知りになります。しばらく忙しくて行けなかったりすると、「どうしたの?心配していたのよ」と声をかけてくれます。スーパーや道でも「こんにちは、今日は行くの?」と声をかけられる事もあります。

 いつかはどの地域から来ているのかの地図が貼ってあって、こんな遠くから来ている人もいるんだと驚いたり、やっぱり地域密着型だなあと身近に感じたりします。自治会加入者が減ったり、地域の関係が薄れつつあると言われる昨今、カーブスは地域の連携にも一役買っているような気がします。

 つまりカーブスは身体を鍛える、筋肉をつけるという以外にも頭の活性化や心の安定にも大きく貢献してくれていると私は思うのです。いつかシソの葉を頂いたり、レースのコースターを頂いた事もありました。相手の名前も顔もわからないけれど、お礼の手紙をコーチに渡していただいた事があります。カーブス仲間というこの意識って本当に尊いと思うのです。

・自分の好きな時間に行く事ができる
・カーブス時間は自分の身体に集中して向き合える
・様々な健康情報を知る事ができる
・コミュニケーションが取れる場所
・お互いに励まし合える場所
・季節感を感じる事ができる場所

 コロナの時期は辛かったです。まだこの世からコロナが無くなった訳では無いけれど、ストレッチが再開した時は本当にうれしかったです。
正直、何回かは辞めようかと思った事がありました。忙しくて中々行けなかったりする日が続くと迷う事もあります。それでも続いているのは何故か...。その答えを探しながらこれからも通う気がします。
様々な企画で楽しませていただいています。筋肉の名前を覚えたり、ハロウィンでちょっぴり仮装して運動してみたり(笑)
年長者に励まされる事もあり、孫の様な年齢の子と話せたり(笑)私なんてまだまだヒヨッコで長く続けられている先輩が沢山いらして、みなさんと挨拶すると笑顔になります。

 カーブスのコーチは下の名前で呼んでくれますが、どうしてこんなに沢山の会員さんの名前を覚えられるのか、すごく不思議です。○○さんのお母さん、○○さんの奥さん、ではなくて一個人の自分の名前を呼ばれるとうれしくなります。そして同じ名前の人がいるとつい見ちゃいます。

 カーブスは身体を鍛えながら人間力をも鍛えてくれている気がするのです。今日も買物ついでに気楽に寄ります。きっと明るい声で「こんにちは」とコーチが迎えてくれますから。