60歳の定年(38年間教職員勤務)の後、体と頭を鍛えるためカーブスと英会話を今も続けている。体調に自信のあった、私より1歳年上の夫は、私以上に元気だった。65歳まで電気メーカーのエンジニアだった。夫の出張には、私も一緒に行き、カルフォルニアのサンディエゴやミシガンのカーブスにもトライ。好奇心一杯の私は東京とアメリカのカーブスの違いを体験したいと思ったからだ。
その時のアメリカでの様子を写真付きで応募し、数年前に佳作に選ばれた。その時、アメリカのメンバーさんの何名かはガン患者さんで、カーブスのお陰でガンサバイバーなんだと誇らしげに話してくれた。さらにコーチの皆さんは日本のコーチのように若くなく、元教師の方が多くて驚いた。夫の会議中に、夫の御陰で貴重な体験が出来たので感謝していた。
ところが76歳でステージ4の胃ガンで余命半年と宣告を受けた。亡くなるまでの1年間は、つらさを粉らすため月15回カーブスに通うことを目標に決めた。お陰で体脂肪が減り、筋肉量が増え、体年齢も若くなった。
「カーブスの友達」やコーチとのちょっとした会話が楽しくて気分転換になり、心身共に、すっきりした。
まだ亡ってから1年が経ってないので、仏壇の前で毎日、涙を流し、亡夫の動画を見ては、泣いているのが事実だ。
もう少し優しかった夫とは一緒に居たかったが、私の運命と受け止め、前を見て生きる決意でいる。
カーブスの雑誌であったと思うが......
財産残して銅メダル
思い出残して銀メダル
生き方残して金メダル
尊敬し、心優しかった亡夫には、私から「金・銀・銅メダル」を贈呈したい。
カーブスのお陰で、見た目も若々しくオシャレで、元気な私が居ると、友達や近所の人々に伝えたい。