初めてカーブスに入会したのは骨髄炎の症状が治験により和らいだ時だ。免疫を高めるために体を鍛えようとした。けれど変化に気づかずに辞めてしまった。半年後、孫と公園へ行き大きな滑り台で楽しんでいた時に一大事が起きた。考えが甘かったようで肩からぶら下げていた水筒によって体が回転してしまい、上半身に強い痛みが走ったのだ。

 医者は怪我をしていないから大丈夫だと言った。しかし夜になってベッドに入るとまたひどい痛みに襲われた。寝返りが打てないし、掛布団にも手を伸ばせない。ベッドから立ち上がるときも横の扉の縁に頼らなければならないほどだ。一度立ち上がると動けるのでしばらく様子を見た。2週間を過ぎてもずっと同じだったので再度病院に行き、MRIを撮った。胸椎圧迫骨折だった。安静だと言われたので介護の仕事をすぐに辞めた。それから3か月間コルセットを装着した。リハビリを行うがなかなか良くならなかった。1年過ぎても少しは症状がマシにはなっていたが、背中は痛かった。仕事は辞めても主婦業は休めなかったから、安静にはほど遠く感じるぐらい動いていたからかもしれない。

 その間に何度も思ったことがあった。カーブスを辞めなければ滑り台で回転しても圧迫骨折まで起こすことはなかったであろうということだ。

 現在は、リハビリの途中からカーブスに再度入会して1年半になる。マシンは1つだけスクワットに変えているが、それ以外は使えている。

 炊事しながら、ついダイニングチェアの背後に立ち、椅子背に両手をついて斜めに体を支えてテレビを見たりしてしまうのだが、最近までその姿勢から動くときに痛みが走っていた。それがいつの間にか消えている。カーブスで無理をせずに続けてきたことで、骨折部分の周りに筋肉がついたと感じている。

 今、私は70歳。孫のお稽古のために彼をバイク後部席に乗せて国道を走っている。また、昨年から縁があって、650平米の畑をしている。畑の近所の方に同じような骨折をした家族がいるが農業を辞めたと聞いた。私は鍬を持って畝を作っているのだ。これは絶対にカーブスのおかげだと思っている。

 また、スタッフが明るく弾んだ声で接してくれるので気力が湧く。80歳を過ぎた先輩会員さんたちも楽しそうだ。私もいつまでも若く元気でありたいと思いながら通っている。
さあ行こう、今日もカーブスへ!