私は81歳、カーブス運動歴15年になります。
この度、カーブスでの運動を続けていて心底良かったという経験をしました。
15年前、ハードだった仕事を退職しやれやれこれからのんびり等と思っていたある日、和式トイレを使った後立上がる時足がぎくしゃくとしました。「これはいけない」と丁度地元にオープンしたばかりのカーブスに見学に行きました。即入会。絶妙なタイミングの良き出会いでした。コーチに助けられながらマシンの正しい使い方を覚え、メンバーさんと顔見知りになり楽しく運動が始まりました。長い間にはいろいろな事があったなと思い出します。マシンの効果を実感できた時の嬉しさ、家族の病気で月1回しか行けなかった時、コロナ禍で大事をとり数ヶ月休んだときの運動不足感、その後コーチやメンバーさんと再会した時の「さあもう一度」という浮き立つ気持ち、15年前の計測記録を見比べてみてその変化ぶりにびっくりした事、マシンの使い方が自己流になっていないかとコーチに修正してもらいながら1台1台見直した事等、みんな大切な想い出です。
これから年を取っていきながらも細くでもいいから長くカーブスでの運動を続けていこうと思っていた4ヶ月前、虫垂がんになり入院手術をしました。
大腸を30センチ切る手術で、麻酔が覚めてから私としてはペタっと背中がベッドに張り付いてお腹を1ミリも動かせない気分でしたが、翌日から理学療法士さんがベッドサイドに来てくれて強力な痛み止めを使いながら、とにかくベッドから起き上がり立たせられました。痛みに泣きそうになりながらも必死でした。そのとき理学療法士さんが何気なく「術前に患者さんがどういう心身の状態であったかがリハビリの効果に連動することも多い」と言いました。それを聞いた時はっとしました。考えてみれば当たり前。大きな手術で心身共にダメージを受けた後、リハビリで早々に術前より良い状態になろうというのはなかなか難しいでしょう。それを思えば入院の3日前までカーブスで運動し、手術室にすたすたと歩いて入って行けた自分にこれからのリハビリの効果を期待しても良いかと自信がつきました。痛みとこれからの不安でこわばっていた心もふわっとほどける感じでした。数日で病院の廊下をさっさと歩き軽くスクワットも出来るようになりました。
退院後1ヶ月でカーブスに久しぶりに行った時にコーチやメンバーさんに会って、「戻ってきた」と本当に嬉しかったです。徐々に運動もハードにできるようになり、今では病気の前と全く同じに運動しています。15年の間には一生懸命運動した時もだらだらしてしまった時もありますが、とにかく地道に少しずつ運動してきた事が、81歳ではありますが手術を乗り越えて以前の身体能力を取り戻させてくれたと思っています。
友人には声を大にして話しています。「今日自分なりに運動し心身を良い状態にしておく事が明日あなたの身に大事が起こったと時に助けてくれるかもしれないわよ」と。