私が最近よく感じることがあります。
 それは何かというと、高齢者と話していて気づくことは、みんなそれぞれ何か問題を抱えていて、病んでるなぁということです。うつ病とまではいかなくとも、かなりうつ傾向にあるということです。そりゃそうでしょ。高齢になればなる程、死というものに近づいていく訳なのですから漠然とした死の恐怖というのがあるのは当然だと思うのですが、では、そんな恐怖に負けてしまって、脅えながら人生を過ごすというのも何とつまらないことでしょう。
 私は、それについて気づいたことがあります。そういううつ傾向にあるという方は、運動を全然やっていない方に多くみられるのではないか?と。老人に限らず、若い人々でも、現代社会はストレスに満ち溢れています。(私がこんな偉そうなことを言うのもおこがましいですが)コンピューターとやらの機械を導入したのは、効率化のためですが、結果、人間が機械に使われてしまい、会社や医療現場など、疲弊しきっています。知らず知らずのうちに人間の心が蝕まれてしまうのではないかと。仕事が忙しいからと、つい体を動かすことをしない人が多いのではないかと。

 私の父がそうでした。私の父は教職関係の仕事に就いていましたが、自分の研究や母親が長年寝たきりでその介護に追われる日々。もちろん、私も協力しましたが、全く運動をしない人でした。ですから、何とか八十九歳と四日と、長生きはしましたが、若い時から次々と三大成人病に罹り、健康寿命はとても短いものでした。父は要介護5となり、ベッドの中で、
「何もできなくて、こうやって生きているのも、つまらないなぁ......」
と、ため息混じりにこう呟いたのを、私は今でもハッキリ覚えています。
 
 運動だけが、万能という訳ではありませんが、運動をするとなぜいいか?それは、カーブスに入会して初めて分かったことですが、難しいことはよく分かりませんが、心を前向きにさせる脳内ホルモンが盛んに分泌されるようになるからだそうです。だから、私が周り人と話していて、病んでるなぁと感じたということは、逆に言うと私の心がそれだけ健康になったという証拠だと気がついたのです。だから、私は周り人々にもっと筋トレの重要性を教えてあげたい。
 そういえば、カーブスに来店する人々は、みんな明るい。コーチをはじめ、いつもニコニコしていて、会員も生き生きと人生を楽しんでいる風に見うけられます。なかには、90歳代のYさんというご長寿の方が、元気潑剌と筋トレをしてらっしゃいます。
 やはり、健康でなくては何もできないし、楽しくない。生きている意味がない。そして、健康はお金では買えません。健康であるためには、運動・栄養・睡眠、この3つが不可欠です。
 
 私は2020年10月14日に、コロナ過の中、社協のKさんに勧められて、このカーブスを知り、入会しました。それから、あっという間に4年半以上が経ちました。
 実をいうと、入会以前私はかなりメンタルを病んでいました。最愛のそしてたった1人の家族であった父を失い、女ひとりこれからどうやって生きていこうかと思い悩んでいて、父の十回忌を過ぎても、私は生きる目標もなく心の支えも全くありませんでした。
 それがどうでしょう。カーブスに入会してから、私の人生は激変しました。毎日が張りのある豊かなものになり、今では通うことが日課の1つに、生活の一部になっています。年金暮しの現在の私にとって、もし、カーブスがなかったら、どんなに人生が味気ないものになっていたでしょう。1日中、家の中に閉じ籠もっているだけの生活なんて!
 だから、私は他県に在住の親友にも、盛んにカーブスを勧めました。そして、彼女もその良さが分かってくれて、入会して良かったと心から喜んでくれています。
 その折、友人を紹介した御礼に私は水色の素敵なTシャツをカーブスから頂きましたが、一寸、サイズが小さいのでは?と思いましたが、筋トレを続けていくうちに、ウエスト17cm、お腹囲り13cmも細くなったので、楽々、着られるようになりました。
 そう、その頃の私は、かなりポッチャリ体型でした。私は若い頃は、中肉中背の普通体型でしたが、食べることが大好だったため、急に太り始め、22歳の頃には、電車の中で立っていると、妊婦に間違えられ、よく席を譲られることがありました。それが、カーブスに入会して、だいぶ体が引き締まってきたのです。

 入会して4年の間には、いろいろなことがありました。最近、時を同じくして、その親友が癌に罹り、私は脳梗塞になりましたが、その親友は、筋トレを続けていたせいか、手術も無事に成功して、痛みも少なく、今では普通に家事をこなしていると言っていました。私の脳梗塞も入院する程でなく、1人で近くのクリニックに歩いて行って、MRIで分かったのですが、幸い軽症で済みました。これも、日頃のカーブスの筋トレのお陰と思っています。カーブス仲間に、私の病気の話しをした時、「食べ物も大切よ」と言われ、こう注意してくれる仲間がいることもありがたいなぁ、と思っています。
 癌を克服した親友とは、月何回カーブスに通ったかで競争しています。お互い病気を克服したということで、励まし合い、競い合いながら、研鑽を積んでいます。

 とにかく、私はこのカーブスで病気になっても治りやすく、心も体も健康になることができたことに感謝します。
 そして、カーブスを紹介してくれた社協のKさん・米の創業者さん、社長さん・店長のNさん・他のコーチの方々・カーブスで働いている全ての方々・そして、カーブス仲間の方々全てに感謝のエールを贈りたい思いで一杯です。