私は、カーブスに入会して、はや5年が過ぎようとしています。もうすぐ、ゴールドカードが届くそうで、とても楽しみのひとつとなっています。さて、入会するきっかけとなったのは、友人の誘いでした。それまで、「カーブス」という名もどんなことをする所なのかも知りませんでした。ましてや、筋肉の大切さなんて考えてもみませんでした。最初にのぞいた時の印象は、音楽も軽快ですし、若者が通う所だと思いました。一週間のお試しレッスンが、始まりました。1つのマシンの使い方も一度や二度では覚えられず、一週間過ぎた頃、何となく理解できたように思い出されます。しかし、やり方は、大体わかったものの、こつが掴めないものも幾つかありました。ましてや、今でこそ意識して取り組めている「マシンごとの効用」など、全然わかっていませんでした。
 そんな頃、体の2箇所に異変が起き、痛みが出てきました。マシンの使い方を間違っていたのか、他の何かが原因だったのかは、定かではありませんが、右腕と右足の付け根からおしりにかけての筋が痛くなりました。医者にかかろうかとも思いましたが、そのまま続けました。そんな時、コーチに相談すると、「痛みのある時は、やめておいてください。」とか「やれるマシンだけでもやってください。」と親身になって気遣って下さいました。また、右足の筋が痛い時は、「最後のストレッチ体操をしっかり取り入れてみてください。」などともアドバイスをいただけました。その後、1年半ほどした頃、右腕の痛みはすっかりと取れ、右足の筋の痛みは、少し良くなりました。痛くなった原因を振りかえってみるに、どうもマシンの使い方が正しくできていなかったのではないかと思うのです。
 5年目にして、すべてのマシンの正しい使い方と「どの筋肉をどう使っているのか」という意識がしっかりとできてきたように思います。前述に述べましたように、痛みがでてしまった原因が、間違ったマシンの使い方からきたとした場合、「足けりマシン」が、この頃ぴたりと角度が決まり、「正しくはまるとは、こういうことなのかなあ。」と思えるようになり、前まではどうもやりにくかったことを思い出します。でも、それも自己満足でしかないようで、これで完璧だと思って取り組んでいても、コーチが近づいてきて、「こんなふうに」とアドバイスをいただくと、「上には上があるなあ。」と思ったりもしますが、「○○できてますねえ。」とか「その調子で・・」とか褒めてもいただけるとやる気が倍増することもたびたびあります。そんなこんなで、コーチは、安心と次へのやる気のため、必要不可欠なものとなっています。しかも、笑顔一杯、声をからしての声かけは、仕事とはいえ頭が下がります。
 次に、このイオン豊川のコーチ陣は、私たち会員の名前を一生懸命に出来る限り覚えて下さいます。しかも、私たち会員が、入り口にさしかかると同時にすかさず、私の名前を呼んで下さったり、帰ろうとすると即、また名前を掛けて「お疲れ様」とも言って下さいます。この名前を呼ばれることが、こんなにも気持ちの良いことかと思いました。たかが名前、されど名前なのですね。こんな些細な呼びかけが、次へのやる気を引き出させてくれているように感じます。
 私は、この5年間に2度骨折をしました。自分の不注意でカーブスとは関係のない所で引き起こしました。そんな時は、カーブスへの足は遠のくばかりでした。そんなこんなで、「やめようか」とも「休止しようか」とも思いましたが、コーチとの相談のお陰で、とりあえず「やれるものだけでもやってみてください。」と励まされました。しかし、そうはいっても、実際にやってみると、力がうまく入らないということにも気づかされました。その時のことは、今になってみるといい経験になっていたのかも知れません。手が使えないのなら、足だけでも鍛え続けることの大切さが、今に至っているのもよい経験だったとも思えるのです。
 そんな経験からもコーチがいつも口を酸っぱくして言われているのは、「痛い所がある方は、やれるものだけやってください。」とそうでない方は、「大きく速くマシンを動かしてみてください。」の2つです。そして、「筋肉をつけることの大切さ」をそして、「筋肉をつけることの仲間を増やすことの大切さ」を訴え続けていらっしゃいます。昨今、テレビでも「筋肉をつけておくことの大切さ」を終始呼びかけています。私も転んだり、階段がきつかったりすると「筋肉をつけておくことの大切さ」をつくづくと骨身にしみて感じます。
 私は、始めた当初と比べて大きく変化したことは、階段を昇り始めたとき、この頃カーブスに行けてないから、「太ももの筋肉が落ちているなあ。」と感じたり、毎日通って鍛えていると「あら、このマシン軽く感じるわぁ。」とか、トレーニング中、脈拍測定の時、紫色になり、「あら、心臓が飛び出して来そうだわあ。」なんて自分の中で自問自答している自分をみつけると、心の奥で「クスッ」と自己満足している自分を発見することが、とてもうれしく思います。
 また、マシンを使っている時は、私語を慎むことになっているので、なかなか知り合いも増えませんが、スタッフの方のアイデアのお陰で、「成果を伝え合う」という取り組みのお陰で知りありも増え、「にこっ」とあいさつできる方も増えました。この頃では、無口でマシン鬼だった私ではなく、「カーブスに楽しく通って筋肉をつける」というカーブス本来の目的により近づけているようで、とても意義深く取り組めています。この先、何歳まで続けられるかわかりませんが、やれる限り続けて健康な人生を一日でも長く暮らしていきたいと思います。そのためにもこのカーブスが自分にとって本当にありがたいものでありたいと心から願ってやみません。今、この歳にあってくれてよかったとつくづく思います。