カーブスエッセイ大賞2018結果発表

作品詳細

佳作

「これからも生きていく」

静子様(90歳) カーブス福岡鶴田(カーブス歴:1年)

「こんにちは、女性の皆様に差し上げております」
この一言で、私とカーブスは出逢うこととなりました。
近くにあることは存じておりましたが、私とのつながりが出来るとは夢にも思っておりませんでした。
と申しますのも、私は当時89歳。
ここでの運動は、若い人たちが行うもので、私には縁のないものと思っていたからです。
しかし、少し前に怪我をしたことが原因で、背が以前に比べて少し丸くなり、歩く姿勢が気になりだしておりました。
そのためもあり、運動の必要性は、ずっと感じていたのです。
運動を始めたばかりの頃は、使い方もよく分からず、一周で精一杯でした。
知り合いもおらず、来るだけで疲れるので、辞めようかと思い、コーチに何度も話をしました。
その度に、コーチはじっくりと耳を傾けてくれ、気持ちに寄り添ってくれました。
今でも、行こうか行くまいかと悩むことがありますが、こうやって話が出来ることを嬉しく思い、私の通う所が出来たと楽しみが増えました。
若い人に混って、気分も若やいで来ました。
今は90歳にもなり、欲はありません。現状よりも悪くならないようにしていきたいと思っております。
そして、動物の世話や本を読む事、集める事、短歌を詠むこと、草引きをすること、これらをやり続ける事が出来たら幸せに思います。
はじめは一周だった運動も、今では二周まわれるようになり、コーチにも「移動が早くなりましたね」と褒めていただきます。
運動を始めてから、便通がよくなり、不眠が少し改善されました。
私の心と体が少し変化したのでしょう。
これから100歳を目標に、人の手を借りずに生活していきたいと思っております。

 假眠する 吾れに寄り添いしなやかに 手足伸して 猫の眠れる
 
 やわらかき うす紅の花こぼれ落つ かそけき命 ふるるもがたし

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