カーブスエッセイ大賞2018結果発表

作品詳細

佳作

「老後は体力維持だけが仕事」

貴久江様(74歳) カーブス伊勢崎境(カーブス歴:6年)

私の結婚は、夫の両親、夫の弟妹4人、そして私たち夫婦、すぐに長女が生まれて9人家族から始まった。その主婦としては自分の時間を持つことができなかった。そんなわけで自分の時間が持てるであろう老後が楽しみだった。
 現在の私は74歳。まさに若い頃に描いていた老後である。しかし、私には計算違いしていたことがある。それは体力の衰えだった。68歳の夏にシンガポールの旅が決まっていた。しかし、その頃、自分の体力が衰えてきたのを感じて同行の人たちに迷惑をかけてはいけないと思いカーブス教室を覗いてみた。なぜ、その時にカーブスを思い出したかというと、その数日前の「がっちりマンデー」という番組を観ていて「カーブスは私にとって必要な場所」と思ったからだ。
 ところが、こんなことを言うと叱られそうだが、店内を覗いた最初の印象は、マシンを使う会員の真剣さが「滑稽」に見えてしまった。しかし、中に招かれて筋肉を鍛えることの重要さの話を聞くと、会員の動作が「自己管理のために努力している崇高な姿」に変わっていった。私も、その仲間にしていただこうと、その日に入会を決め翌日から通い始めた。下世話(げせわ)な話だが自分のために支払う6000円ほどの出費は大きなものだった。会費を払うのだから、できるだけ通おうと、お金を無駄使いしないような意地(ケチ根性)で通ったのかも知れない。ところが私には、月曜日の卓球と土曜日の健康麻雀が組み込まれていて、変則的な火曜日から金曜日しか行くことが出来なかった。その間にも用事のできることもあるので、月10回を目標にした。
 今から思えば68歳は、まだ若かったから、シンガポールの旅は、美味しいものを食べ、美しい景色を見て本当に楽しく行ってくることが出来た。その後、2年ほどすると、私の住む地域にカーブス教室が新設されたので、そこに移籍しカーブスに通う時間が短縮された。
 地域にカーブスを新設する時のカーブスコーチたちの勧誘の仕方が、とても印象的だった。私の住む地域は人口も少なくてスーパーは、いくつもない。その帰りがけの主婦たちに声をかけていたが、誰もが自分の健康に不安を感じるような年齢に人たちなので、たちまちカーブスの話が自分にとって必要なことだと解って、多くの年齢を重ねた主婦たちが入会してきた。
 私は近くなった分だけ通える日が多くなった。例えば早めに帰れた旅行の後でも行くことが出来たし交通量の多い場所を通らなくて良いので通うのが楽になった。
 そして6年が経ち、ゴールドカードになった。それだけ通っても老化の速度は早くて、最初の頃は3周だって出来るのにと思いながら、かかったマシーンも、今では「後いくつで2周終わるのか」と、数える程疲れを感じるようになってきた。それだからこそカーブスは大事だと思っている。カーブスへ通っていても老化は足早に迫ってくる。カーブスに通っていなかったらどんなに大変な体になっていただろうと思うとカーブスに感謝である。
 今では「最近体が思うように動かなくて」という友人が身近に多くなった。
 「カーブスへ行くと良いよ」誰彼なしに、そう勧められるようになった。

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