昨年八月中旬、近江八幡のカーブスへ初めて入会しました。車はペーパーライセンスなので主人に送ってもらい、待ってもらっていました。暑さ厳しい折、外で待って頂いているので気を使いストレッチはしないで機械の運動をするとすぐに帰途につきました。何でも素早く要領よくできないので遅々として変化はありませんでした。そうこうしていましたらなんと彦根駅前のアル・プラザ六階にカーブスができるのを聞き大変うれしく思いました。JRで行くとゆっくりと焦らずに運動ができます。その教室は国宝の彦根城を望む絶景の眺めでした。一週間に二回行くのがやっとの私です。でも徐々に歩きやすく、体重の変化はないのですが体が軽く感じました。そして階段を少しづつ利用しました。


そんな、こんなで機動にのった頃、昨年十二月中旬に満九十四歳の主人の父、私の義父が骨折して認知症も相俟って入院、手術と日々大変な忙しさでした。せっかくの貯筋のカーブスを諦めないといけない状況においこまれました。電話連絡したところ、本人が動ける時は一度来られてから退会の届出をされるよう告げられました。約束の日、そこですんなり届出をするものだと思っていた私はびっくりです。スタッフのおっしゃるのには、そのような非常事態に立たされている貴方だから、このカーブスに通って健康を維持するようこんこんと話して下さいました。目からうろこが落ちました。私は何かしらわからないのですが救われたような感覚になり、反省とともに努力をする意欲にかられました。電車に乗ることに先ず興味を覚えます。この前はエレベータだったが今日は階段でとか。今日はこのズボンと上着はこれにしようとか。今まで家を整理整頓することもなく投げやりの生活に歯止めをかけ主人に喜んでいただくとか。色々と行動範囲が広くなっていくのです。そしてしたことの記録をとろうとの決心までできました。


周囲の方々への感謝とかまるでない私に勇氣や希望、そして又、このチャンスを逃しかけた私を踏み止め頂いたIスタッフのご縁を忘れず努力しようとこの文面を通してお礼申し上げます。