「Sちゃんもエッセイ書いてみてよ」「え~私フツーだから無理~!」何年か前、カーブスエッセイ募集のポスターを見ながら店長さんとこんな会話をしたのを思い出します。特に取り柄がある訳でもないけどそれ程悪いこともなく普通に暮らす私には、エッセイに書けるようなネタは何もないと思っていました。でも、去年の今頃からプリンセスの効果が少しずつ見えてきて、もしこの一年リバウンドしなかったら来年は何か書いてみようかと考え始めていました。


 それは続けることの大切さを実感した事、そしてずっと支えてくれたスタッフの皆さんへ何か感謝の気持ちを現したいと思ったからです。
カーブスを始めたきっかけは新聞に入っていた「健康教室」のチラシ。
小さい頃の股関節脱臼の影響か、年を重ねるに従い時々左足が痛くなって歩くのも辛いことが増え、何とかしなくては、と危機感を感じていた時でした。
偶然にも近所の友人も別店舗のカーブスに見学に行っていたばかり。
少し早くカーブスを体験していた友人の存在は、この後もいろいろな面で大変励みになりました。
 勇んで入会した2008年4月、本格的にアークアウトを始めた6月から数えて2年半の間、なるべく週2~3回は通えるように頑張って続けてはいたものの、毎月の計測が憂鬱で堪らない、何も効果が現れない日々が続いていました。
むしろ始める前より悪い数値も出て、私には向いていないのでは?と落ち込むこともしばしば。そのたびに、店長さん始めスタッフの皆さんが「現状維持しているだけでもすごい事なんだよ」と慰めて(?)くれるのですが、そんな言葉は全く耳に入りません。でも今から思うと、体重が増えて「心当たりは?」と聞かれても「終わった後にアイスクリームを食べる位で特に食べ過ぎてないし・・・」などと平気で答えていたほど自覚なし。それではなかなか効果は現れないですよね。

 それが別のカーブスに通う友人とたまに世間話をする中で、彼女がヘトヘトになるほど30秒を一生懸命ワークアウトしている事、ほとんど毎日頑張って通っている事、そして実際に効果が出ているのを知り、私も少し真面目に取り組んでみる気になりました。この頃通っていた整体の先生の指導もあって食事にも少し気を配るようになり、プロテインも出来るだけ真面目に飲むようにしました。今まで何となく動かしていたマシーンを意識して使うようになると、スタッフさんの言う事がすーっと耳に入ってくるんですね(笑)。いろんな事が重なり合って、去年のプリンセスの頃から少しずつ体重が落ち始め、それに伴って念願の筋肉量が増えてきたのです。2年半全く動かなかった大岩が少しだけゴロっと動き始めました。どれか一つが効いた訳ではなく、強いて言えば「ずっと続けてきた事」が成果に繋がり始めたのだと思います。
 思えば入会したての頃の私は、マシーンを上手に使えるだけの体力が備わっていませんでした。スタッフさんがどんなに「もっと早く動かすと効果が出やすいよ」とアドバイスしてくれても、とてもじゃないけどそんな事無理!カーブスに行った日の夜は疲れ果ててよく転寝をしていたものです。何十年もかけて衰えた体力がマシーンを使える人並みに戻るのに、私の場合は3年近くかかったという訳です。だから長い間頑張っているのになかなか効果の出ない方もあきらめずに続けていただきたいと切に思います。ちょっといつもよりマシーンを頑張ってみる、ちょっとだけ食事に気をつけてみる、そんな事で必ず何らかの変化が起こるはずです。
 少し効果が現れるようになって変わったことの一つとして、よく雑誌にあるような「○○ダイエット」とか「短期間で効果が出る、○○」といった類のものに飛びつかなくなりました。筋肉量を増やすのには根気がいる事、すぐに効果が出るようなものは本物ではないと感じているからです。
これは結果的には、かなりの節約に繋がるのではと思っています。
 それから昨年秋には、ずっと念願だった山登りを再開することが出来ました。
 
 元々学生時代はバレーボールや登山を楽しんでいたのですが、20年程前でしょうか。卒業して運動する機会がなくなって久しぶりに登った山で、心臓バクバクと苦しくて足が全く出ないという体験をしました。学生時代の私は「バテる」事とは無縁でしたので、それこそ鬼教官のように足が止まった後輩達を叱咤激励していたものでした。怠けている訳ではなく、本当に苦しくてどうしようもない状態を初めて味わい、あの頃の自分の無知を猛烈に反省しました。
それ以来自分の体力に全く自信がなくなり、股関節も気になってどんなに誘われてもハイキングすら行くのが怖くなってしまいました。


 それがカーブスの筋トレを続けたおかげで、「行ってみようか」と思えるようになったのです。その時一緒に登った』友人達は、普段からテニスやジョギングで鍛えている面々なので、私はなかなか皆のペースでは歩けません。
混雑する山には元気な中高年のおじさまおばさまがいっぱいで、息が上がる私に「若いんだから頑張って!」とたくさんの声がかかりました。傍らから見ればダメダメな私だったのですが、自分の中では遅いなりにも頑張って登って下ってこられた事はとっても大きな進歩だったのです。登山後筋肉痛でカーブスに行くと、思いがけないマシーンがその痛みに効くことがわかり、足腰強化のためと今まで以上に熱心に取り組めるようになりました。カーブスのマシーンは、正しく使えると「シュッ」といういい音が出るのがとてもいいですね。
今では全部のマシーンでいい音を出せるようになりたいと欲が出てきました。
 去年3月の震災。東北地方とはもちろん比べようもありませんが、東京でもかなり揺れて自宅も会社もいろんなものが倒れたり、温水器の破裂で水浸しになったりとそれなりの被害がありました。今でも経験した事のない状況にしばらくカーブスに行く余裕もありませんでしたが、震災後久しぶりに訪れたカーブスには今までと変わらない日常があって、気が抜けるような安堵感を覚えたのを思い出します。聞けば地震後数日で再開したとの事。
 
 気持ちが沈みがちだったあの時期、カーブスで過ごす30分がとてもいい気分転換になりました。同じ時間帯で顔を合わせるうちにお馴染みになったメンバーさんの笑顔に出会って、お互いの事何も知らないのに妙に安心した気持ちになったのも不思議な感覚でした。
「カーブスを頑張っている」という共通点は、知らぬうちに何かの絆を生み出していたようです。
 体調や仕事の関係で行く回数が少なくなった翌月には、しっかり筋肉量が減ってしまうある意味素直な体の私。股関節の痛みも少なくなったとはいえ完全に消えた訳ではありません。だから生きている限り、カーブスとはずっと付き合っていかなくてはありません。
「継続は力なり」「ローマは一日にしてならず」そんな使い古された言葉の重みを知った一年。今まで全然効果が現れないと文句ばかり言っててゴメンネ、店長さん。こんな私を、なだめたりすかしたり、あきらめずに付き合ってくれた事に本当に感謝しています。


「筋トレは終わりのない旅」今日もコツコツとワークアウト頑張りますので、これからも末永くヨロシクお願いいたします。
(大好きなスタッフさんとメンバーさんへ愛を込めて)