カーブスに通い始めて2年になります。カーブスに通うまでの私は、結婚してすぐに妊娠して、主人の両親と同居だったこと、大学をでてすぐの結婚だったこと、同級生の友達は皆独身を謳歌していること、実家の母が病気で倒れたこと、そんないろいろなことへの思いがあって、毎日の生活を楽しんではいなかったのです。
 自営業を手伝っていたこともあって、「○○店の若奥さん」と呼ばれる時代から、子供が少し大きくなると「○○ちゃんのお母さん」と呼ばれ、自分を紹介するときも「橋本です」であったり、「○○店です」であって、私自身の名前で呼ばれることも、名乗ることもありませんでした。用紙に記入する時も、すべてといっていいほど子供の保護者や仕事関係、公共に提出する書類や銀行関係、その他もろもろすべて主人の名前を記入するので、私の名前はどこにいっちゃったんだろう、という気分でした。

 子供が大きくなって、家の近くにカーブスができて、自分の自由な時間を三十分やりくりできるかな、と思い切って申し込みました。幸運が重なって今、カーブスに楽しく通っています。もしカーブスがもう少し遠くにできていればきっとあきらめていたことでしょう。
 カーブスに通って、女性の体について、将来の自分の体のこと、筋肉というものの大切さについて、始めてじっくりと考えさせられ、大事にしなきゃなあって思います。
 そして何がうれしいかって、「美智子さん」とスタッフの方が『私の名前』を覚えて呼んで下さること。きっと毎日を楽しんでいなかった頃の私は笑顔がなかっただろうなと思います。子供を育てることも、仕事のことも、義務感でしていたのではないかと思えたりするんです。

 今の私には笑顔があります。ボードのときはもちろん、マシンのときも、フウーッといいつつも笑顔です。カーブスに通ってこられている仲間にも、「あっあの方ステキ」「あの人みたいになりたいなあ」と思う方々がいます。一人でカーブスに入ったけれど、「おはよう」「こんにちは」「おつかれさま」と声をかけて下さる方もたくさんいて、すっかり私のホームベースの気分です。カーブスにいかないと一日がつまらなく感じてしまいます。
 将来は元気で活き活きしたアッカルイ(明るい、と、あっ軽い動きの二つの意味)おばあちゃんになりたいんです。アッカルクてリンとした年令を重ねていきたいです。
 来年の春に、娘が結婚します。まだまだ気が早いのですが、カーブスにいらっしゃっている先輩女性のお孫さんの話を聞いていると、私も孫といろんなところに出掛けたいし、かわいがりたいし、いっぱい話がしたい。それにはいつまでも心も体も元気でいないとね。
 
 だからそのためにも、自分のためにも、回りの人のためにも、将来の楽しみや希望のためにも、元気でいよう。今日もカーブスに行こうっと。笑顔でね。
 そう、顔晴れ(がんばれ)。私!!