カーブスに出会って、まだ1年7ヶ月。毎日決まった時間に、楽しくおしゃべりをして、運動しているだけなのに、ここまでの身体の変化を感じた人はいないのではないかと思います。かわったことは、3つ。


 まず1つ目の変化が、7年前の怪我が原因で起きていた膝痛。とあるイベントに参加した時のことトラックの荷台がなぜかステージになっていて、のぼる前から"何か怖いな"と思っていました。全員を一度はのぼらせておいて、"降りてくれ"との指示が。ふと見ると、段数の違う箱のようなものが2つ合わせて置いてありました。"あんなの使って降りるの怖いな。飛び降りたほうが早いかも。"と思って着地した瞬間、左膝に違和感を感じたまま、一歩も歩けない状態に。イベントには、結局何も参加できないまま、帰宅しました。すぐさま病院へと直行。診断名は、左膝関節亜脱臼でした。膝にたまっていた血液を抜かれて膝から足首までを、がっちり固定されました。この時、膝の関節がずれてしまっている状態のまま治った!?こともあって、サポーターを2枚重ねないと痛くて歩けなかったのに運動を始めてから、全く気にならなくなり、サポーターいらず、完全に治っていたんです。


 そして、2つ目の変化が体重・体脂肪率の減少です。入会した当時、決して大きな声では言えませんが体重73kg、体脂肪率も38.5%でした。脂っこいもの、塩辛いもの、スナック菓子などを毎日たくさん食べていました。大好きだったスタッフさんに、"こういうものが一番ダメなんだよ!」と言われ、一念発起。食生活の面で、すごく気をつけるようになりました。間食を大幅に減らしたんです。
 入会して2ヶ月半後には、ストレッチをした後の体重の記録をつけるようになり、少しずつですが減ってくるようになりました。1ヶ月で4kgも減った時は、すごく嬉しかったです。その後は、なかなか減らずに長い長い停滞期に突入しました。抜け出すのが大変でしたが、プロテインと運動をうまく組み合わせることができて、6ヶ月程続いた停滞期も無事に脱出しました。見事に体重も10kg、体脂肪率も4%減りました。とても嬉しかったです。


 そして、3つ目の変化が自分自身の気持ちです。通い始めた頃、勤めていた職場で体調の変化を感じ、仕事柄たくさん動かなくてはいけないのに、次第に動けなくなっていきました。この状態が続くと、まわりからは"サボっている"と見られて、園長の耳にいろいろ入るように。そのうち勝手にシフトからはずされるようになりました。理由も、私から聞きに行かないと教えてもらえなかったんです。"一緒にシフトで組むと、自分のほうの仕事量が倍に増えるから、組みたくない"とか、"同じ時給で仕事しているのは、不公平"だとか言われたのです。園長曰く、シフトには入れられないけど、辞めてもらうつもりはなかったそうです。朝は、早く起きなくてはいけないのに、深夜2時くらいまで眠れなくなっていきました。メンタルを受診し、薬が処方されると、よく眠れるようになったんです。でも症状の改善されないことが1つ。その職場の近くに行っただけで、過呼吸のような症状が出ること。このことだけは、誰にも言えなくて、もちろんスタッフさんにも伝えてはいませんでした。ある日のこと、大好きだったスタッフさんが、私の肩に手を置きながら『どうしたの?何かあったでしょ。』と言ったんです。私は突然のことにびっくりして、『何でわかるの?私、何も言わなかったよねえ。』と答えました。
 『何でだか、わかった。いつもと様子が何か違ったんだよね。』こう言われて、いつもちゃんと見ていてくれたんだなと嬉しくなりました。思い切って、スタッフさんに相談してみると、『いつまでも嫌なところになんかいることなんてないよ。一歩踏み出してみたら。』と言ってくれて、気持ちが少しラクになりました。『今度からは、スタッフ全員で拾ってあげるから、小さなうちにちょこちょこ落としてってね。大きくなってから落とされても、手のひらに乗らないし、全部拾うのは大変だからさ。』
 何気なく言ってくれたこの言葉が嬉しくて、人目も気にせず、泣いてしまったことを覚えています。残念なことにこう言ってくれたスタッフさんは今はいませんが、私だけに言ってくれた言葉は、忘れることはなかったです。今でも、私の大きな励みになっています。
 できることなら、直接会ってお礼を伝えたいのですが、なかなか会えません。でも、ばったりと会える事を楽しみに、これからもカーブスでの運動を続けていこうと思っています。