カーブスエッセイ大賞2019結果発表

作品詳細

佳作

「カーブスと私」

真子様(59歳) カーブス山口中央(カーブス歴:1年1ヵ月)

 カーブスに通い始めて一年が過ぎようとしている。もう一年経ったのか、という思いである。
 カーブスに出会う前の私は、体力に自信がなく、体のあちらこちらに痛みやだるさを感じていた。足は、ぞうの足のようにむくみ、特に膝の痛みは強かった。歩行もままならなくなった私は、整形外科を受診した。その時に聞いたのが「筋肉をつけること」だった。筋肉をつけなければいけない、ということは、その頃考えもしなかった。歳だからしょうがない、と諦めていたのだ。
 その後、電気治療やリハビリ体操の甲斐もあって、膝の痛みはとれたが、「筋肉をつけること」は、私の中で気になる言葉になっていた。
 カーブスのことは知っていた。通りすがりに看板を見たこともあったし、通っているという何人かの友人もいた。
 そんな時、「私も行ってみようかな。」と、カーブスに通っている友人にふと洩らしたひと言で、大きく動き出した。
 友人はすぐに対応してくれ、「この日なら私も一緒に行けるよ。」と、日にちを指定してくれた。きっかけがなくためらっていた私のカーブスの日々が始まった。
 入会してまず驚いたのは、「真子さん」と大きな声で名前を呼ばれてあいさつされることだ。今までそんな経験はなかった。誰もが同じように、そして一人一人を大切にしてくれる「真子さん」の呼び方は、最初は恥ずかしかったものの、いつも私を温かい気もちにしてくれる。
 少しずつマシンの使い方にも慣れ、生活の一部になっていったが、寒い日や仕事で疲れた時には体のだるさを感じることもあった。コーチにそれを伝えると、ストレッチをしている私のそばに寄って気遣いの言葉をかけてくれた。
 その日の帰り際、体がほぐれ、足先まで温まって楽になったこと、そして言葉をかけてもらって心まで温まったことを伝えた。するとコーチは、「私の心まで温まった。」と喜んでくれた。一緒になって喜んでくれるコーチがいることは、私にとって、とてもうれしい瞬間だった。
 最近は、がんばっている成果が少しずつ出始めている。
 肩コリもほとんどなくなり、長い間通っている美容院での肩もみが、ちっとも気もちよく感じなくなったり、11号サイズだった洋服も9号サイズが入るようになったりしている。
 先日、顔見知りの店員さんに、「何か運動しているんですか。」と尋ねられ、「カーブスに通っているんですよ。」と答えると、その店員さんは、「カーブス、地味にいいらしいですね。」と興味を示された。
「地味にいい」という言葉がなんだか面白い。派手さはないけれど、着実に成果を上げている、という意味だろうか。マシンとボードの繰り返しだから、なるほど、と思う。
 でも、最近つくづく思うことがある。体が少し楽になったこと、少し体が引きしまったことはもちろんうれしい。だが一番うれしい事は、今まで無理だ、と諦めていたことも、「やってみようかな。」と前向きに考えられるようになったことだ。
 カーブスを始めてから新たにチャレンジしていることがいくつかある。私の「やってみようかな。」は、カーブスのお陰だ。カーブスに行くと私だけではなく多くの人たちが自分の夢や目標に向かって頑張っている。
 今度あの店員さんに会ったら伝えたいと思う。カーブスは笑顔であふれていることを。
 

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