毎回のカーブスエッセイを感動をもって拝読する時、私には、ドラマチックな経験や変化もないし、投稿など無縁だと思っていましたが、今回10年以上続けている方達のエッセイを拝見して、続ける事、変わらない事がそれ即ち成果なんだと、「私の10年の歩みでもいいのかな」と、ペンを持ってみました。
 入会のきっかけは、趣味でやっていた社交ダンスの発表会に超ミニのドレスを着る事になって、鏡に映った二ノ腕の振り袖状態、ポッコリお腹にア然とした事でした。
実は、それまでも、ヨガやウォーキングなど運動は心掛けていたのですが、たまたまカーブスのチラシを目にし、部分痩せに向いていると、すぐに体験から、入会を決めました。
 入会から1年目位は順調にサイズ(体重)を落とし、超ミニサイズのドレスも何とか、着こなし、ダンスを踊る事ができました。それからの年月は、目標もなくなったせいか、目に見えた成果はなく、もっぱら現状維持の日々でした。どころか元に戻る始末。
カーブスへは、よく言えば生活の一部として仕事へ行ったり、食事をするのと同じ、惰性と言うか、日課としてこなしているだけでした。しかし、私生活面では一番変化のあった10年ではあったと思います。
子供達の結婚、孫の誕生、義父と私の両親の見送り。3人の娘達がそれぞれマイホームを持って引っ越したり、一番動きの激しい時期であったかと思います。
 今思うのは何があっても体だけは丈夫で、身軽に動けたなあと言う事です。
正にこれがカーブスを続けていた成果ではないでしょうか。
それに何よりもうれしいのは、カーブス繋がりで、沢山の友達ができ、お茶をしたり、おしゃべりをしたり、健康に過ごせただけではなく、心も豊かになった事です。
そして、気にも留めていなかったのですが、永く続けているおかげかこの度、紹介者が10人になったと言う事で、カーブスから思わぬごほうびを頂ける事になりました。
 今でこそ現状維事が精一杯ですが、入会当初は、近所の人や、仕事仲間に「痩せたね、何かしてるの?」と聞かれる度に「カーブスに行っているの」と答えるだけで、勧めたり紹介したりは、苦手で、自分が紹介したと言う意識はなかったのですが、その方達が、「あの人に聞いて・・・」と話された方が、何名かみえて、知らぬ間に十人紹介と言う結果をもたらした様なのです。驚くと同時に、とてもうれしく思いました。
 またカーブスマガジンを、欠かさず読む事によって、今まで知らなかった体の事や、同年輩の方達の頑張りを知り、励まされたり、そうだ、そうだと共感したり、全国に仲間が出来た錯覚に陥ります。
 今一つ残念に思うのは、男性専用のカーブスがない事です。
一人で運動に打ち込んだり、「スポーツジムはちょっと」と思う方も見えると思います。
カーブスなら一番に主人に勧めたいです。
同窓会などに行っても総じて女性の方が、元気で若々しく見えるのは、健康、美容に気を付けて、カーブスを始めとして 積極的に運動している方が多いからではないかと、思ったりもしています。
 これからも、通える限り(車に乗れる限り)カーブスを続けたいと思います。