平成27年8月に兄が亡くなり、風邪をひき体調が悪いのに無理して法事に出掛けたりしているうちにすっかりこじらせてしまいました。そして、10月に行なわれるグランドゴルフの総会の準備に多忙な夫に風邪を移してしまいました。
 夫は、高血症で内服してましたので朝・夕の血圧と体重測定を記録していました。1月頃より体重が徐々に減少してきましたので検診を進めましたが、週4日のグランドゴルフを楽しみ食欲もありました為か、総会が終ったら検診を受けると言っていたのですが後の祭でした。10月に入って高熱が続き多量の発汗で寝衣を1日5、6回着替える毎日、点滴治療等をしてましたが、総会当日立っていることもやっと物につかまりながら終ることが出来、その後に入院し「肺炎」と診断されました。諸検査を行ううちに頻回の嘔吐と腹部の激痛などに苦しみながら二度と大好きだったグランドゴルフをすることなく28年8月1日膵臓癌で亡くなってしまいました。
 20数年間空家にして置き何もかも修繕しなくては住めない様な荒屋に12月2日に他県より出戻りました。桃木川に沿って遊歩道がありウォーキングをするのが日課となりました。行き交う人に私はよく声をかけてました。
「今日はお散歩ですか」「あの大きな建物は何ですか」等そして挨拶を交した私より十歳以上若い女性からカーブスを紹介して頂きました。「カーブス」って何ですか?どこにあるのですか...説明が終った頃すっかり暗くなってしまいお互いにお気を付けてと別れ、4日後に入会の手続きを行い一年が過ぎました。
 カーブスに通い始めて、マシンの使い方にまごついたりして、なかなかなじめませんでしたけれど、スタッフの方達の「〇〇さん、こんにちは」大きな声と笑顔に迎えられ励まされました。会員さんの中に元職場の同僚や子育ての時大変お世話になった方にお会いすることができ、また、いろいろな会員さんとのふれあいもその都度あり学べる場所になりました。
 マシンを使って後に元の位置に戻すのを忘れたり、何番から入ったのかわからなくなったり、靴を忘れたり、履物をまちがえたりして会員の方やスタッフの皆さんにご迷惑をおかけして行くのがいやになりやめたいと思ったりしましたが、その都度、快く対応して下さり感謝でいっぱいです。
 いろいろなことがありましたが「カーブス健康体操教室」に入会し、"健康な体作りのための三つの運動"マシンを使っての全身の筋肉をつける「筋力運動」ウォーキングなどの「有酸素運動」そして「ストレッチ」を続けることで健康を維持し、栄養面でもたんぱく点数チェック表を頂き、つけることによって食生活を見直すことが出来ました。カーブスと出会えたたことは、「いつまでも健康でいたい」明るい笑顔と筋肉が大事、充実した人生を過ごすためになくてはならない場所になっています。歩いて約20分足取りも軽くなりました。
 「天井に引っぱられるように」「お腹に力が入っていますか」「肩の力を抜いて」「腕は曲げないで伸したまま」「ゆっくり戻してさーと蹴る」「足をしっかりからめて」等アドバイスの声をかけられるたびにああ、そうかって反省し、又次に行くと同じ繰り返しです。
マシンは思ったより奥が深く、意識することによって満足感が得られることがわかりました。
「カーブス」って御存知ですか、ウォーキングは有酸素運動で大切、でも筋力をつけるのにはマシンが大切と1年前に声をかけられたように私も声をかけて行きたいと思います。
 物忘れが多く出掛けるのに出たり入ったりしたり、捜し物が多くなりました。スタッフの皆様にはご迷惑をおかけすることがいっぱいあるかと思いますが、ご指導をよろしくお願い致します。