「ドタン、ドタドタドタ、ドスン」すごい音に夫が駆けつけましたが、声が出ません。「救急車を呼ぼうか」との問いにも返答ができません。2階から洗濯物を抱えたまま階段の上で滑りそのまま階下へ突進したようです。しばらく無様な格好のまま安静にするしかありませんでした。心臓がバクバクします。動悸が治まったころ、おもむろに立ち上がるとゆっくりですが歩けます。骨には異常がないようです。前期高齢者になり若い時とは明らかに体の動きが違います。軽やかに階段を上り降りできたはずでしたが、加齢の影響は否めません。
 定年後も2年間はフルタイムで働いておりましたが、母親の体調のこともあり、専業主婦の身になりました。その後母親を看取った後のある日のこと、外出先で狭い和式トイレに入った時のことです。用を足した後すぐに立ち上がれないのです。こんなはずでは、どうして・・・足腰の弱さを実感することとなりました。そんな時カーブスを知りすぐに入会、3年近くが過ぎようとしています。私のモットーは、マシン使用中はおしゃべりの口を閉じること、腹圧を意識すること、真剣に取り組むこと、そして、食生活を気遣うことです。今では体重7キロ減、人間ドックの数値がすべて正常範囲となり、脂肪肝と言われていたのも「ちょっと皮下脂肪が多いだけで、内臓には脂肪がついていません」との診断結果に大喜びしました。
 階段を落ちた日の午後もカーブスへ向かいました。コーチに訳を話し、いつもより軽めのトレーニングでしたがすべてこなせました。翌日になると右半身のあちこちが黒アザになり太ったブチ猫のようになりましたが、骨には異常が見当たりません。カーブスで運動を続けていたからだと深く感謝するばかりです。
 できれば、体重をさらに15キロ減らすこと、100歳会員を目指すことを大目標とし、これからも月20回以上通うことを誓います。そしてカーブスをまだ知らない中高年の女性に、声を大にして「一度カーブスで筋トレを体験してください」と呼びかけていきたいと思っています。