カーブスエッセイ大賞2018結果発表

作品詳細

佳作

「カーブスに出あって」

恵子様(71歳) カーブスゆめタウン高梁(カーブス歴:8ヵ月)


 「あなたの病気は、多発性筋炎ですよ。ゆっくりと治療しましょう」と先生から告げられた。一年前の一月の事だ。
 この病気は難病で人によって飲む薬もちがってくるので、合う薬をさがすのだそうだ。入院してからは、体が痛くて時間おきに、痛み止めを飲みながらベッドに横になっていた。ある時洗濯しようと看護師詰所の所まで来た時こけた。思いきりこけて前歯が三本折れてしまった。あわてて歯をひろい集め、口をすすいだものの、その後はおぼえていない。気がつくとベッドの上。それ以来私は『動く赤信号』と言われ「こけたらいけんよ」と言われるようになった。
 そのことがあってから、一人では起き上ることができなくなり、コールをして看護師さんに手助けしてもらうこと二ヶ月あまり。
以前のように歩けるようになるのか、動けるだろうかと不安な毎日だった。
ステロイド治療で痛みはなくなったが、顔はお月さまのようにまあるくなった。
三ヶ月も終りごろ、私に合う薬がみつかり退院ができるようになった。その時、介護度3だった。
我家はいい。でも段差があるので歩くのがむつかしい。こけないように気をつけた。
主婦の仕事はいいリハビリになると聞いて、よく動いた。少しずつではあるが、前の生活をとりもどしつつあった。

 そんな時友だちから、「少し運動してみない」と誘われて行ったのが、カーブスだった。部屋の中にはマシンがおいてあり、メンバーさんたちが運動していた。ストレッチをしている人もいた。
コーチの方は優しくて「大丈夫よ。きっと筋肉がついてきます。無理しないで続けていきましょう」と言われ入会させてもらった。
まずマシンの使い方を教えてもらい、身体を無理なく動かしていった。
身体と相談しながら動かす。少しずつできる。「いいよ。うまいよ」とコーチから言われるとうれしくなって次のマシンに進む。
足ぶみはちょっと苦手。家では杖をついていたので不安定だった。ゆっくり足ぶみをしているうちに、少しずつスムーズに足が上る。マシンの数も増えてきた。
「今日の調子はどうですか?」と常に笑顔で声をかけて下さるコーチ。
このマシンは苦手だな。どうやるんだったっけと思っていると、コーチが側にきて声かけして下さる。コーチの笑顔に励まされて、がんばる力が出る。
 カーブスに行く途中には階段がある。そばにはエスカレーターもあり、通いはじめたころはエスカレーターを使っていたが、今は階段が上がれだした。
 日々の生活の中で、ベッドへの上り下りがスムーズになった。洋式トイレでないと立ち上れなかったのが和式トイレでもよくなった。お風呂のかけ湯がしゃがんでできるようになった。正座ができだした。
背中がまがっていたのが少しよくなった。
この三月には、清水寺の秘仏公開に息子たちと行き、長い坂道を歩くことができた。
 測定の時ちょっとではあるが「数値がよくなっている。足もとがしっかりしてきた。筋肉もついてきたね」とコーチに言われてとてもうれしい。
 たんぱく質は私の病気にとって大切なもの。筋トレも食事と同じぐらい大切なもの。
どちらにも重点をおいて日々すごしたい。
 そして何よりも「運動に行ってみない」とカーブスに誘ってくれた友達に感謝。
この春、自分で運転してカーブスに来るまでになった。カーブスに通いながら、メンバーさんとの交流やコーチの方のいろいろなアドバイスを受けながら笑顔で元気にすごしていけたらと思っている。

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