カーブスエッセイ大賞2018結果発表

作品詳細

佳作

「出会いに感謝」

登美子様(74歳) カーブス西宮今津(カーブス歴:3年3ヵ月)

「あらっ、杖は使わなくて良いの」
「えっ、手術してまだ一ヶ月少々しか経ってないよねェ」
「坂道とか階段など大丈夫なの」
編物教室の仲間達の心配そうな顔、顔、顔。
 昨年の夏、旅行先のホテルで卓球をしていて、ダイナミックに転んだ。
起き上れない、救急車で近くの病院に運ばれそのまま入院、手術となった。
 病名、右大腿骨頚部骨折、
手術内容、人工骨頭置換術、
 列車で帰宅出来るまで、リハビリを続け、長い旅行に終止符、そして久しぶりの編物教室へ出席したのだった。
 編物をしながら、いつもの様に、おしゃべりも進む。
この日は、私の手術の話題が続いた。
 病室の窓から見える緑のじゅうたん、遠くの山裾まで続く水田だ。
リハビリの時間、先生が呼びに来られる。
「この景色は、いつ見てもホッとするね。それにしても、四日位で杖で歩けていますね、普通一週間位で、まだ歩行器ですよ」
「私、カーブスに通ってるのですが、影響はありますか」リハビリ中に聞いて見た。
「通ってどれ位になりますか」
「二年です」
「二年も行っていれば、それは、あるでしょうね」
カーブスでは、五年、十年と続けている方が多い中、二年でよく続いてる様に言われて、ちょっと嬉しい。
「痛みは、ありますか」
「いいえ薬のおかげか、全くありません」
「痛み止めが効かない人もいますよ、すべて順調で良かったですね」
 その時、私の頭をよぎったのは、筋トレ+プロテイン、ありがとう私の筋肉たち。
これまでカーブスで頑張って来た自分への、筋肉からの贈り物だと思った。
「少々痛くても歩くのがリハビリになりますよ」
入院当時、外はみどり一色だった水田も、今は、黄金色に変りつつある。
手術を成功させて下さった、名主治医のことばを後に、夏の四十日間を快適に過せた部屋に別れを告げた。
不幸中の幸か、良い出会いに感謝したい。
 帰宅後、一週間位でカーブスに出かけた。第一日目、足の角度に注意が必要なので、マシン一周で様子を見ることにした。
次回、「大丈夫でしたか、痛みは、ありませんか」コーチから声を掛けられた。
「はい、全然大丈夫です、ちょっと違和感がありますが、今の時期、仕方のない事です」
「しばらくは、ゆっくり行きましょうね」
マシンに乗ると、調子の良い音が、〈モウスグ・ヨクナル・モウスグ・ヨクナル〉と、励まされてる様に聞こえる。
 ここにも最高の出会いがあった。
この、カーブスに出会えたことに感謝。
 これから先、歳を重ねても、自分のことは自分で出来る健康体でいられる様に、カーブスに通い続けられる事を、願って日々、励みたい。

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