カーブスエッセイ大賞2018結果発表

作品詳細

佳作

「私がカーブスを続ける理由」

千枝子様 カーブスイオンモール長久手(カーブス歴:1年2ヵ月)

私の住んでいる近くにカーブスイオンモール長久手店が出来た。今年で1年になる。それまでカーブスの名は知ってはいたが仕事もあり場所も遠いので通うのは困難な為に諦めていた。しかし、2017年の春、すぐ近くにカーブスがやってきた。何の迷いもなく「待っていたよ」とばかりに入会手続きを何ら躊躇なくすんなりできた。自分でも不思議だった。
その時の目的はダイエット痩せるのが第一の目的であった。6年前にダイエットに成功し3~4kg痩せた。体重はすんなりと計画通りどんどん落ちた。毎日のように体重計に乗りおもしろいように数字は下降線をたどった。ダイエットにハマっていく自分がいた。痩せるのは簡単だった。しかし、この頃から道路を歩いていてもよく捻挫するようになっていた。同じ右足ばかりである。身体の癖だろうと思っていて気にすることはなかった。またこの頃に一旦風邪をひくと1か月は続きなかなか治らないのである。歳のせいかな?ぐらいに思っていた。今から思うとそう思わせることで自分を納得させいていた。しかしそうではなかったと後から気づいた。「食事制限」と「筋肉の減少」だったのだと知る。何故なら今カーブスに通っている1年間風邪はひかなかったし捻挫もない。筋肉を付けることなしのダイエットであり、危険なダイエット方法だったとその恐怖にを今さらながら無知の怖さを知る。
 その後40年間続けたの仕事を定年。何をしようかと考えた時にカーブスとの出会いがあった。再び「ダイエット」と「定年筋トレ」を始めようと考えた。そんな折、定年の次は市役所の関係で仕事をしている。市は2050年問題に取り組んでいた。この自治体は全国の2025年問題よりは25年遅れている。理由として若い年代の市である。名古屋のベットタウンとして人が移り住む。また、TVで「日本で住みやすい街第2位」に選ばれている実績が後押ししている。人口の平均年齢が35~45才として市の人口統計上この年代は突起している。でも市の取り組みはもう始まっていた。2050年に向けての高年齢化市への計画を今から進めていた。逆に言えば2050年以降は高齢化に一気になるのを見込んでなのだろう。税収入の問題、教育機関の施設建設や高齢者対策として広報による啓蒙。市民主体の健康づくりの講座。保健所は地場産の野菜と栄養指導と食事バランス骨密度測定なども無料で実施。また市民を交えての「長久手の総合経計画」といろいろな市民参加を呼び込み住民の意識改革を望んでいる。
 その裏側には、現代社会の2025年問題が隠されていた不安材料の多い高齢化社会の今後の人生設計が隠されているからである。
例えば〇人生100年時代。〇2025年問題 〇少子化現象・過疎化のためある地方都市が虫食い状態となるという。
〇就労者の減少 〇年金問題 〇老後破産 〇男女共同参画の意義 〇医療費の拡大と認知症 どれをとっても暗いニュースばかり将来の安心材料や未来像が見えてこない。 市の総合計画に参加者して居た人は「長生きすることが悪いことみたいだ」とポツリ言っていたのが印象的だった。
1 人生100年時代・・・長生きするもんだ。これが喜ばしいことか。体力に自信はあるのか。財政は認知症にはならないかと不安がよぎる。
2 在宅介護 老老介護の時・・女は3回介護するという一度は「親」2度目は「夫」3度目は「自分」という。施設に入ろうとしても数十年待ち。なら介護は在宅でとなるのか。その時の「体力」は「気力」は。
3 就労者の減少と年金問題・・病気になるな。医者へいくな。高血圧や高脂質や糖の取りすぎ注意。健康寿命を伸ばせという。
 WHOでいう65才以上は高齢者と呼ぶ。この人達にとって何かと不安材料の多いご時世。自分たちの老後は?年金は?と生活していて落ち着かないことばかり。年金の先細り。夫婦片方病気になれば老後破産が牙を剝く。子どもは自分の生活に多忙で親の世話も出来ないという現実。結局一人で生まれ一人で死んでいく。この決意を新たに自分の老後の生活設計を再考しても明るい未来は見えない。結局この暗い現実に向き合うのは、所詮「私」「自分」でしかないことを確信する。
 2017年の夏のカーブス祭りでの標語に「筋トレは女性を救う」の標語見た時驚愕し共鳴した。65才の女性の覚悟と自覚を試されいるのだと思った「よし、やろう。」と決意をした。時であった。的確でスマートな標題だ。女の人が考えた標語だと感じた。この言葉に無言の説得力と活字を読んだら語呂の良い響きがあり頭から離れられない。何かに救われる標題ではないか。課題に何かヒントめいたものを感じた。この言葉こそあの市役所での数多くの課題をいとも簡単にすべてを網羅し解決できる糸口にはなりえないかと閃いた。忽然といままでの疑問やもやもやがすっきりした。
カーブスの職員に
「だれがこの標語考えるの」
と聞くと
「本社の人」という。
 最初はダイエット希望で入ったカーブスであったが、入ってみてびっくり「筋力」をつけることの大切さがマシンとともに納得できた。私の思いは身体に筋力をつけたダイエット方法へと舵を切り傾斜していった。筋力、体力、健康寿命、老老介護とひとつひとつの課題を点と点が繋がった一瞬だった。
 私がカーブスに通う理由は、ダイエットのみでなく「予防の為なのだ」と自覚。体力、筋力を蓄え20年後自分の足腰で立てるよう。歩けるよう。しっかりキープするための「体の予防なのだ」と・・・。20年後の幸せのためなのだと。・・・
 市役所の難題に自問自答していた私に一筋の光明が差し込んだ。「夢殿」の救世観音は太子の夢枕に立ちその政りことを解決したという逸話を思い出した。まさにカーブスはそれだった。
 65才を過ぎた今、老後に一抹の不安を感じることは誰もが1日一回は意識するであろうこの年代。認知症?寿命は?医療や介護は?
娘や息子は? 財力は?暗いイメージトレーニングが始まる。現実から目をそらす一瞬。離してはいけない。立ち向か向かおうと覚悟があれば努力があれば自分に納得した老後がやって来る。「備いあれば憂いなし」の格言どおりまず一歩進もう。この「定年筋トレ」をスタートすることにした。
1年間通い続け体重は食事制限なしで2kg減、筋力も付く。毎月1回の測定と職員による支援と助言に感謝。こうして私の不安材料は消えた。明日を信じて
カーブスの暦は言う 3月の言葉「継続は力なり」4月の言葉「明日の自分にきっと驚く。」この言葉に後押しされ、さあ今日もカーブスめざしてまっしぐら。

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