カーブスエッセイ大賞2018結果発表

作品詳細

佳作

「私がカーブスを続ける理由」

慶子様(66歳) カーブス新城中央(カーブス歴:3年8ヵ月)

 今日も「健康体操カーブス」の欄に、3/9と書き込みました。いつもなら「一日五千歩以上ウォーキング」の欄も、同じように記入するハズでしたが、 昨日はひどい雨降りだったせいで、花粉症の私にとってこもっていた方が吉と判断しました。
 私の住む市は、県と協働して、健康づくりを応援する為に、自ら意識して取り組む"チャレンジシート"を使い、見える化運動を奨めています。この運動にチャレンジするキッカケとなったのは、カーブスメンバーさんの友達から、「もう取り組んでるよー」と教えてもらったことです。その友達は、ウォーキング一万歩を掲げているというから驚きです。一人一人掲げる目標は、それぞれでOK!!というのも、気軽に始めるキッカケになりました。私の場合は、「健康体操カーブス」「1日5000歩以上ウォーキング」、市主催の「検診」「健康教室」「イベント」などですが、毎日「体重血圧記録」や、毎日必ず野菜を食べる・・などでもOKとのこと。メリットとして、市内で使えるポイントカードの発行や、年度末の記録提出後に、買い物券が抽選でゲットできるなど、おまけも付いてきます。カーブスでも、ドルを貯めて色々なグッズと交換できるという楽しみがあるのと同じく、女性は特にポイントには心引かれますね。"記録"という行為も、次第に"埋めたい"という心理に繋がり、良い結果を生むようにも思います。
 カーブスへは、入会して3年半近くになります。父を自宅で看とり、心身共に落ち着きを取り戻した頃、忘れていた自分の健康について考えだし、まだ高齢の母を支える役割を残していたことに気付き、ふと浮かんだのが買物時に目にする「カーブス」の大きな文字。すでに通っている友達もいましたが、急に気になった私は、意を決して教室の扉を押していました。実は、直前まで、目まぐるしく頭の中を占めていたことがありました。
 私は、幼い時のおたふく風邪(多分)が原因で、片方の耳が聞えず不自由を抱えた人生を歩んできました。思春期の頃は、聞こえないことが恥ずかしく、一人悲しい思いもしました。仕事に就いてからも、耳のせいで疲れるほど気を遣い、時に周りの人に迷惑をかける自分をうらめしく思ったりもしました。
 今も続く、そんな不安を抱えた私に、賑やかに大勢の人達と一緒に運動するカーブスは、通えるだろうか!?片方のみの聴力で、コーチの声が聞き取れるだろうか!?通われている人達と、まともにコミュニケーションが取れるだろうか・・等々、不安材料が押し寄せていました。・・でも、まずは実際に様子をみてみなければ何も始まらないと、決心したのです。一歩を踏み入れた教室では、案の状、大きく軽快な音楽が流れ、それに合わせ皆さんが楽しそうに運動している姿が飛び込んできました。不安気に入ってきた私をみつけ、コーチの一人が話しかけてくれ、1時間程のWOの内容等の説明を聞き、室内の様子も観察しつつ、耳が片方聞こえないことも隠さず告げました。少しの不安はあったものの、メンバーさん達の楽しそうな笑顔の後押しもあり、「よし、やってみよう」とスタートを切ることになりました。不安こそ、すぐには消えないものの、次第に慣れ、帰り際のアンケートそのままに、爽快感にも似た満足を胸に帰路に着く毎日を送る中、ふとしたキッカケで、何人かの耳に不具合がある・・という方と知り合うこともできました。その方達は、耳のことなどあまり気にする風でもなく「私、耳が悪くてね」と、明るい調子でことばする姿に、サアーと霧が晴れるかのように勇気がもらえ、とても嬉しく思えました。
 カーブスは、週に3回くらいがベター!!といわれていますが、介護中の母と二人だけの生活では、毎日が家事のみで過ぎてしまいがちで、運動といっても、筋肉作りにはあまり効果がみられない、ウォーキングがせいぜいです。時折、コーチから「慶子さん、今月は何回来られましたか?」と聞かれ、「皆勤賞?22日」「エ~ッ、すごいコーチ以上」などと会話も弾みます。力を抜く日、入れる日と、メリハリをつけつつ、毎日に近くてもマイペースでと思って通っています。入会当所は、いつ母の介護に突入ということになってしまうか予測もつかず、1年は続けられないかもと、月払い方法でしたが、1年が無事経ってみて、その時はその時と、年払いにして頑張ることにしました。
 93才になる母は、朝一番、「今日も運動(カーブス)に行ってくるのかん」と当たり前のように口にします。次いで「毎日頑張るね」と。母の中にもカーブスが、私の毎日の仕事とインプットされているようです。
 そんな母のことばを背に、カーブス通いも続いていますが、車を降り、教室に向かうメンバーさんと、「こんにちは」と明るくことばを交わし、帰りは「お疲れ様」のやり取りも、本当に心地良いものです。一緒に頑張るメンバーさんの中には、取り分けキラキラ輝いてみえる方もいます。素敵な笑顔、ハツラツとした姿勢、WOに取り組む真剣な眼差しなど、すごく引き付けられます。そんな方には、迷わず「すごく〇〇で素敵ですね」と伝えることにしています。できることなら、自分もそんな女性でありたい!!頑張ろう!!と思いつつ。
 昨年9月のこと、突然歩くことすら困難な腰痛に襲われました。病院に通うものの変化はなく、母までも不安にさせてしまいせっぱ詰まり、ワラをも掴む思いで腰痛の専問書を捜し求め、何度も読み重ねるうち、根源となるケア体操に行き着き、毎日必死で続けたところ、思った以上の早さで良くなり、2ヶ月経った頃には殆ど以前に近い程に回復しました。あまりの嬉しさに、本の出版社にお礼を兼ねて手紙で報告したところ、取材をしたい!!と思わぬ返事を頂き、体操をしている姿など、ビフォーアフターを交え、本に載る!!という"おまけ"にまで発展しました。
 痛みに悩み闘っている間も、カーブスは継続。整外医師の「カーブス?もちろんいいですよ。続けて下さい」の即答に励まされ、顔をしかめつつ、悟られないよう我慢もしつつコーチにのみ、その由を伝え頑張りました。
 思わぬ腰痛で、一時は何もかもが諦めに似たところまで行った私が、今こうして、以前と殆ど変わらない毎日を送っていられることを感謝し、又あの時の再来!!とならないよう心して、疲れを感じた時は早目に手を打つべくケア体操をし、ウォーキングも無理をすることなく続けようと思います。カーブスを日々の行事とし、心身共に健康を維持していこうと思っています。もう少し母が若かったら、2人で筋肉作りに一緒に通ったのにと、悔まれますが、痛みは「筋肉」支え、守ってくれることを実感できた私には、カーブスは力強い味方です。母の状態が少しでも穏やかに続くことを願いつつ、今出来ることを続けていくつもりです。

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