穏やかな日常生活、カーブス、サークル、ボランティア、家事と過ぎていく日々。当り前と思っている日常がずっと続く事を願って、週3~4回カーブスに通っています。カーブス歴は、中断もありましたが4年4ヶ月。体力を維持して、優先順位1位の海外旅行へ。40代から70代の現在迄、ずっと続いています。魅力は非日常。海外旅行も時代と共に変化しました。女性が多数だった以前と比べ、現在は60代の夫婦が多い。実に男性が多くなった。ここ10数年は女友達も行かなくなり1人参加なので、参加者の事前チェックも必要だ。他は全員2人連れなんて事も。参加者間の情報交換も楽しみのひとつ。もちろんカーブスのメンバーさんと会う事も。(大阪、愛知、関東)。行きたいけど近くに店がないという方も(石川)。最近面白い事に気付いた。女性の一人参加が数人以上の場合グループが出来る。私は積極的にはグループに入らないで流動的にしている。ある時、同年輩でいつも1人でいる人に気付いた。次の日、私は彼女の向い側に坐り朝食を共にした。余り会話はしなかったが、それからは食事の時彼女と相席した。いつからかお互いに気を使う事もなく、心地良くなった。気兼なく食事を共にする相手がいれば最高だ。一人参加の良さは、自然体で自分流の旅を満喫出来る事。相部屋はしない。しかし、満足いかない時も。時には夕食をキャンセルする。そんな時のためにアルファ米の御飯とおかずを持参する。現地のスーパーで買ったフルーツやサラダと共に部屋で食べる。1人食は気楽でリラックス出来る。荷物は最少限に。これが私流。
 昨年あったレアーなエピソードを紹介します。昨年の9月、南アフリカの砂漠に8~9月にかけて年に1度だけ開花するワイルドフラワーの絨緞を見に行った時の事です。隣国のナミビア国境で男性添乗員が入国拒否を宣告されました。察する処、ビザの解釈が係管によって異なり厳しい人に当った様です。男性は無念そうに別れを告げました。日本大使館の抗議にも入国は認められなかった。残されたのは五人の60~80才代の女性と現地の男性ガイド。47才の彼は気配りがあり、分りやすい英語を話す人で一同安心しました。困難に直面しても誰も不満を云わず、どう切り抜けようかと一致団結しました。翌日の夜、通訳の若い日本人女性と合流。彼女はヨハネスブルグ在住で、テレビ番組「こんな所に日本人」の現地通訳・コーディネーターでした。翌日は念願のナミブ砂漠へ。この日は比較的涼しく観光に最適でした。砂漠の日没に感動後、ホテルの食堂で私達を待っていたのは、はるばる日本から来た代りの男性添乗員でした。無事帰国。空港では、別れた添乗員と旅行会社の担当者が迎えてくれました。5人の中に元メンバーさんがいて、彼女はあのキリマンジャロ登山を目指して鍛錬中でした。
集合写真を見ながら「この旅行は決して忘れられない」と呟やく私です。その二はエチオピアのダニ騒動です。大きな岩を堀り下げて造られた教会には、日が射さず、一面に敷かれた絨緞にダニが住みついている。地方のホテルのベッドにも、と旅行社より知らされ、ダニ対策として、教会見学時靴下の上にビニールを履き、さらに靴下を重ね履きしたら、滑らなくて快適でした。ベッド用はアルミシート上下に殺虫剤を大量にスプレーして持参し、現地で更に水性スプレーをかけ、アルミシートの間に寝ました。ダニの被害はなかったのですが、実際の処、こう迄する必要があったのか疑問です。最も神経質になった旅でした。そろそろ海外は終りにします。
私自身、体重・筋力テスト共に大きな変化はありませんが、体型と体力の向上を期待して、カーブスを続けます。スタッフとメンバーさんの笑顔が呆け防止になります。何と云っても行く所がある事は、素晴しいことです。