カーブスエッセイ大賞2018結果発表

作品詳細

佳作

「トラベルパスの効能」

あずさ様(57歳) カーブス御旅屋セリオ(カーブス歴:3年4ヵ月)

「カーブス高岡野村」
「カーブス御旅屋セリオ」
「カーブスセルバ甲南山手」
「カーブス新丸子」
「カーブス渋谷幡ヶ谷」

これらは、カーブスに通い始めてもうすぐ5年になる私がこれまでに通った店舗です。

自宅は関西、夫の赴任先は北陸、娘たちは関東。
妻として母として、家族の都合に合わせた移動の多い暮らしをしています。

そんな私にとって、カーブスのトラベルパスはとてもありがたい制度です。

普段は夫との二人生活ですが、長女の妊娠中の世話をする時や、次女の引っ越しを手伝う時、三女の転職相談の時など、一週間から一ヶ月単位でそれぞれの家に泊まりがけで行きます。
その際、トラベルパスを使って、そこから一番近いカーブスに通い、毎日ワークアウトすることができるのです。

一度お世話になったことのある店舗で、しばらく経ってからまたお邪魔した時には、そちらでのコーチが、身体の状態やマシンの使い方の変化を見て褒めてくださったり、逆に生活面での疲れが出ている時などは瞬時に気付いて心配しアドバイスをくださったりします。
他店舗メンバーに対しても長期的な目で気に掛けて頂いているのだと実感して、有り難く心強く思うのです。
もちろんどんな時でも笑顔で、名前を忘れず呼んで貰えることも、親近感が増し嬉しくなります。
また、その土地のメンバーさんで、顔を覚えてくれていた人から声をかけていただくこともあり、それら含めて全てがとても幸せなコミュニケーションとなっています。
普段通っている所属カーブスでの安心感や信頼感は格別ですが、それとはまた違ったふれあいのあたたかさ、楽しさも大切なものなのです。

中でも、一昨年の夏のこと。
長女が二人目を妊娠したのですが、一人目の時以上に悪阻がひどく、ベッドから起き上がることが全くできません。
本来なら入院すべき症状でしたが、3歳になる上の子が心配だということで自宅療法することになりました。
ヘルプ要請を受けた私は、長女宅に泊まり込んで面倒をみます。

長女は、音、光、匂いに強く拒否反応を起こし症状が急激に悪化してしまうので、周りの者は、家の中を昼間も暗くして、物音を一切立てないように慎重に慎重に過ごさねばなりません。
料理をする時なども細心の注意を払いながら匂いが漏れないように、素材と調理法を考えながら作らねばなりません。
おまけに孫は食物に対してアレルギーがあるので、慣れない除去食を作るのにも四苦八苦します。
超多忙な働き盛りの婿のスタミナ食、長女の療養食、そして孫の除去食。
自分のための食事を作る気力もなく、日に日にやつれていくのが自覚できました。

孫は、寝たきりになっているママに甘えることもできず、普通の生活音さえ出せないピリピリした状況の中で気持ちが不安定になってしまい、ストレスから対応が難しい状態になってしまいました。
それを肌で感じながら私は、母として、祖母として、姑として過ごすだけの毎日に、気持ちがいっぱいいっぱいになっていました。

そんな中での一条の光がカーブスです。
カーブスに通う往復の時間も含めた「ひとりきりの一時間」が何よりの息抜きであり、自分を取り戻す大切な時間でもありました。
その時の状況を理解してくださるコーチ陣には、気持ちが軽くなる言葉をさらっとかけていただいたり、逆に何事もないかのようにハードなワークアウトを課せられたり。
そういった接し方が本当に有り難かったのです。
結局、長女宅に二ヶ月半泊まり込んで世話をしましたが、このようにカーブスによる気持ちのリセットが出来なければ、とても続けられなかったことでした。

ひと月ほど経った頃でしょうか、気付けば孫はすっかり心を開いて甘えてくれるようになっていました。
いつもは抱っこをせがむ孫が、「中学生になったら今度は私が抱っこしてあげる」という約束までしてくれたのです。笑
また、あれだけ苦しんだ妊娠期間が嘘のように翌年、二人目も無事元気に生まれ、1歳になったばかりの今もすくすくと育っています。

移動によって筋トレの習慣が途切れることがない、という以上に、気持ちの面でのサポートが何よりありがたく、これがあるからカーブスを続けていけるのだと実感しています。

娘婿の転勤により、来月から長女家族は香港で暮らすことになります。
いずれ孫達に会いに行くその時には、トラベルパスで「カーブス香港」にお邪魔することができればと楽しみにしているところです。

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