熊本城から東へ5km離れた自然と緑に恵まれた水前寺江津湖公園の近くに、私住んでいます。今日も、満開の桜並木の下を眺めながら、車で「カーブスはません」へと向っています。「カーブスはません」の門をくぐると、「美智子さん、おはようございます。」と明るい元気のよいコーチの声が迎えてくれます。
 今日も元気で頑張らなくてはと、いう気持ちになります。10時から始まった教室の中は、会員さん方の元気溢れた雰囲気で一杯です。
 この雰囲気だけで、カーブスに来た意義を十分感じ取ることが出来ます。「美智子さん、3番のボードからお入り下さい。」とコーチの声、足が悪いので4ヶ月経った今でも右側のボードを空けて下さっているコーチの心遣いにも深く感謝しています。


 私は、退職後、長年油絵を描き続けてきました。少しでも上達するようにと思い公募展にも応募し、ようやく東光展の会員にまでなることが出来ました。ところが、2年前の平成23年5月の個展に向けての制作や準備等で無理をして、左太腿に激痛が走り、病院通いとなりました。病名は腰部脊柱管狭窄症でした。本当に辛い毎日でした。病院には2週間置きにブロック注射を打ちに出かけました。帰って来ては、ごろごろと横になり、天上を見上げ私はこのまま老いて寝たきりの生活になってしまうのではないかと思うことしばしばでした。通院は1年間続きました。おかげで痛みもだいぶ取れて来ました。カートを押して、かなり遠くまで行くことが出来るようになり、絵も長時間座って描けるようにもなって来ました。医師からも、これからは、体重を減らし筋力をつけること、と言われました。丁度、その頃、新聞のちらしの中にカーブスの広告を見ました。早速、カーブスの門を叩きました。
 面談に接して下さったのはMコーチでした。コーチは、女性の筋力は30代位から1%ずつ減少していくこと、体力を鍛えるには、有酸素運動と筋トレ、ストレッチ体操が必要であることを懇切丁寧に説明して下さいました。教室の中では、音楽に合わせてリズムカルに会員さんが体操をしている様子を見ることが出来ました。体操も全部で30分位で済むということ、足の悪い私にも出来そうな気がしたので入会しました。
 始め5日間は体験入学でした。正式には、平成24年12月1日からトレーニングを始めました。日頃でも痛い左太腿です。2~3日続けてトレーニングして行くと、体全体が痛くなり始めました。筋肉がこわばり出したのだと思いました。今日は休もうかと思った日が何日もありました。今ここで休んでしまったら体は楽な方向へと向ってしまいそうなので無理をしない丁度にサーキットを回りました。1ヶ月位経つと体が少し軽くなってきたように感じました。孫娘が、「おばあちゃん顔が小さくなってきたね。」と、言ってくれました。
 以前NHKで体重を減らす方法に、毎日体重を測りグラフで確認していくと効果がある話が、放映されたのを思い出し、私も年末にカーブスから頂いたカレンダーにグラフ用紙を貼布し、毎日、朝と夜測り記入していきました。するとどうでしょう1月1日52.4kgの体重が僅か1ヶ月で51.6kgになっていました。
 足の方も2ヶ月位経つと少ししっかりと地に着くようになり始めました。カーブスで知り合った会員さんが、「奥さん、だいぶ足がしっかりしてこられましたね。」とおっしゃって下さり、とても嬉しくなりました。
 体の変化は、ほんの僅か1mm位いの変化ですが、少しずつ良い方向へと向っていることが判ってくるようになりました。
 トレーニングの時、腹圧のことをよく言われます。私は、20代で盲腸、30代で2回帝王切開、50代で子宮筋腫の手術と4回も腹部を切っています。今まで、お腹を引っ込めるということがありませんでした。腹部を意識するようになったのは始めてです。以外と引っ込みません。サーキット回る時、台所に立つ時車に乗った時日常生活の中で意識しながら引っ込むよう努力してみました。今では、99cmあった腹回りが95cmになっていました。
 食生活は以前から注意をはらって来ました。ここ10年間、生野菜をミキサーにかけた自家製ドリンクを主人と毎朝飲んでいます。中味はキャベツ(体内浄化に)リンゴ(胃液の調節に)ブルベリー粒(つぶ)(目に)プルーン(カリウム)プロティン(良質の蛋白質)この他、トマト、らっきょを牛乳と合わせてミキサーにかけています。
 空腹時は、今までパン、菓子類が多かったのですが 今は筋トレのためチーズやヨーグルトを食べるよう心がけています。
 先日、紹介のあったカーブスのグルコサミンも、今まで飲んでいた物と違い 足の痛みを取り除いてくれそうなオオイタドリの薬草が入っていたこと、カニ、エビの羅ではなくサケの鼻軟骨(サケは老化を防ぐ)が抽出されていたので申し込みました。4月1日から飲み始めました。1週間程ですが、何だか痛みが和らいて来たように感じます。
 

 私が絵を出品する公募展は、1年間に3つあります。1つは地元熊本での銀光会です。2つ目は毎年4月東京上野の都美術館で開催される東光展、3つ目はまだ挑戦し続けている日展です。これらの展覧会に出品するためには、年間100号の大作を4~5枚描いていかなければなりません。大変、体力のいる仕事です。体調が良い時の作品は、元気が絵の中から感じ取ることが出来ます。元気のない時の絵は弱々しく見てすぐ判ります。
 カーブス入会した当時は、絵どころではありません。体重を減らし、寝たきりにならないように、子供や孫に迷惑がかからないようにと体力をつけることで精一杯でした。体力がつき、元気になってくると夢も大きく膨み始めて来ます。
 今では、元気な足取りで東光展会場を見て廻りたい、絵も活力のある絵にしたい、個展では、心癒される温かい絵を描きたいと、目標も大きく変わって来ました。
 3月の「はません通信」欄のインタビューをMコーチから受けました。欄の中で皆さんのカーブスでの目標は何にしましたか、 今年もその目標に向って頑張りましょうと結んであります。筋トレをするのにも、それぞれ各自がしっかりとした目標を持ってしていくことの大切さを感じました。
 今日も、サーキットを回っている時、レッグプレスのマシンに足のつま先まで上がっている私の様子を見て、コーチが「美智子さんすばらしい、つま先まで上がっていますね。」と、褒めて下さいました。
 会員一人一人に何か変化があると、変化の度ごとに励まして下さる言葉が、大きな力となって頑張らなくてはと思うようになります。
 
 主人が 元気で通う私の姿を見て、自然豊かな江津湖を散歩するようになりました。
 子供や孫たちも「おばあちゃん、じいちゃんが元気になって、よかったね。」と言ってくれます。家の中が明るく前向きになってきました。今までは、絵が主であった私の生活も70代半ばになり健康の大切を身を持って知ることが出来ました。看護師をしている娘が「私も、カーブスに入会しようかな。」と、自分の体を考える年になりました。大学生の孫娘が「私も、カーブスへ行こうかな。」と言い出し、皆んなで大笑いしたことでした。